2011年にローンチされ、仮想通貨の初期メンバーとも言われるライトコイン。その特徴からビットコインの対としてデジタルシルバーと呼ばれています。現在は主要仮想通貨として、様々な用途で活用されています。そして、将来的に仮想通貨 1000倍まで価値が上がると予想されています。そこで、初期メンバーであるライトコインの半減期や将来性や投資価値についてまとめてみました。
目次
ライトコインとは?
ライトコイン(LTC)は、2011年に元Googleエンジニアのチャーリー・リー氏によって開発された仮想通貨で、ビットコイン(BTC)から派生した「フォーク」通貨です。 ビットコインの課題とされていた取引速度や手数料の高さを改善する目的で設計され、ブロック生成時間は約2.5分と、ビットコインの約10分に比べて高速です。
また、発行上限は8,400万LTCで、ビットコインの4倍に設定されています。 またライトコインは、セグウィット(SegWit)やライトニングネットワークといった技術をいち早く導入し、少額決済や高速取引に適した仮想通貨としての地位を確立しています。
ライトコインの基本情報
仮想通貨名称 | ライトコイン |
ティッカーシンボル | LTC |
ローンチ時期 | 2011年10月 |
総発行枚数 | 8400万枚 |
価格(※2025年9月10日現在) | 17,262円 |
時価総額(※) | 9068億円 |
時価総額ランキング(※) | 21位 |
ライトコインの半減期について
ライトコインの半減期は、ビットコイン同様に約4年ごとに発生し、マイニング報酬が半減する仕組みです。
次回のライトコインの半減時はいつ?
次回の半減期は、2027年7月30日頃に予定されており、ブロック報酬は現在の6.25LTCから3.125LTCに減少する見込みです。
この半減期により、新規発行されるライトコインの供給量が抑制され、希少性が高まることが期待されています。 ただし、正確な日付はブロック生成速度やネットワークの状況によって前後する可能性があります。
過去のライトコインの半減期はどうだったのか?
これまでにライトコインは3回の半減期を迎えています。
- 第1回(2015年8月25日):ブロック報酬が50LTCから25LTCに減少
- 第2回(2019年8月5日):ブロック報酬が25LTCから12.5LTCに減少
- 第3回(2023年8月2日):ブロック報酬が12.5LTCから6.25LTCに減少
特に第2回の半減期では、半減期の約3ヶ月前から価格が上昇し、半減期の1ヶ月半前には利益確定の売りが先行して価格が下落する動きが見られました。このように、半減期前後には価格の変動が大きくなる傾向があります。
ライトコインの将来性と投資価値
ライトコインは、ビットコインと同様にProof-of-Work(PoW)を採用しており、米証券取引委員会(SEC)から証券性を指摘されることはありませんでした 。また、米決済大手のPayPalや機関投資家向け取引所のEDX Marketsがライトコインを取り扱っていることから、一定の信頼性と実用性が認められています。
さらに、ライトコインはNFTやステーブルコインの作成が可能な機能も備えており、今後の発展が期待されています 。ただし、仮想通貨市場は変動が激しく、投資にはリスクが伴います。 投資を検討する際は、最新の情報を収集し、慎重な判断が求められます。
期待が集まっているライトコイン
米国でライトコイン(LTC)の現物ETF(上場投資信託)の申請が行われ、仮想通貨市場で大きな注目を集めています。このETFは、オーストラリア拠点の暗号資産投資企業Canary Capitalによって申請されたもので、同社はすでにXRP(リップル)やSolana(ソラナ)といった他の主要アルトコインの現物ETF申請も行っており実績があります。2024年には、米証券取引委員会(SEC)がビットコインおよびイーサリアムの現物ETFを相次いで承認していることを受け、ライトコインのETF申請にも市場の期待が集まりつつあるのです。
新たな動き
さらに2025年1月30日には、SECがライトコインETF申請に関して意見公募(パブリックコメント)のプロセスを開始したと報道されています。
まとめ
将来的には、ライトコインの技術的な進化や実用性の向上が期待されており、投資対象としての魅力も高まっています。芸能人の華やかな生活にあこがれる人も多いと思いますが、将来を見越して余剰資金で夢も見るのもいいかもしれません。さらに海外ではホテルの支払いに使用でき、日本でも今後日常生活に浸透していくと考えられますよね。今後もライトコインから目が離せませんね。