この記事では、マツコデラックスさんの性別について調査しました。みなさんは、マツコデラックスさんの驚くべき経歴をご存知でしょうか?現在は誰もが知る人気タレントとして活躍していますが、実は美容師免許を持つ資格保持者であり、出版社での編集経験も持つ多才な人物なのです。今回は、そんなマツコデラックスさんの性別や経歴について詳しくまとめてみました。
目次
マツコデラックスの性別は?
マツコデラックスさんは、自分の性別が男性であることをはっきりと表明しています。女装は趣味であり、性別に違和感を持っているわけではありません。彼自身が「性同一性障害ではないし、男性の体でいることに苦痛や不自由を感じていない」と述べているように、性別に対して特に問題を感じていません。昨今では、マツコデラックスさんのように逆の性別の格好をする人や、実際に性転換をする人など、さまざまなジェンダーの形がみられますよね。マツコデラックスさんの性別に対する考え方や、LGBTQについて見ていきましょう。
マツコデラックスは「女装家」
マツコデラックスさんの性別は男性ですが、女装をすることを趣味としています。世間一般には「女装家」とよばれ、男性が女性の服装や化粧をして、女性のように振る舞う人を指します。女装家は、性自認や性的指向とは必ずしも一致しないため、マツコデラックスさんのように女装をしているからといってゲイやトランスジェンダーとは限らないのです。
マツコデラックスはゲイを告白している
NEWSポストセブンによると、マツコデラックスさんは性別が男性で、恋愛対象は男性。つまり、ゲイなのです。しかし、ゲイである男性が全員女装をするわけではありません。マツコデラックスさんは「女装を趣味とするゲイ」なのですね。マツコデラックスさんは、今でこそお茶の間の人気者になり、女装もゲイもすっかりプロフィールとして定着していますが、ご両親には話すことができなかったそうです。
LGBTQでいうとどれにあたる?
マツコデラックスさんの性別やジェンダーは、昨今話題になっているLGBTQで言うとどの部分に該当するのでしょうか?東京レインボープライドによると、LGBTQの違いは以下の通りです。
- L(レズビアン):女性同性愛者
- G(ゲイ):男性同性愛者
- B(バイセクシュアル):両性愛者
- T(トランスジェンダー):身体の性別と心の性別が一致しない人
- Q(クィア or クエスチョニング):自分の性自認や性的指向が定まっていない、定義したくない、悩んでいる状態の人
これらをふまえると、マツコデラックスさんはG(ゲイ)にだけ該当するようですね。
幼少期からゲイを自認していた
マツコデラックスさんは、物心ついた頃から自分をゲイだと認識していたそうです。幼なじみの男の子に、性的な魅力を感じたことから、男性に目覚めたとか。学校では話がおもしろい人気者キャラでしたが、マツコデラックスさん自体が大人びた子どもだったため、同級生と遊んでいても楽しさを感じられず、不登校も経験しているとか。
マツコデラックスのプロフィール
- 本名:松井貴博(まついたかひろ)
- 生年月日:1972年10月26日(52歳)
- 出身地:千葉県千葉市稲毛区
- 血液型:A型
- 身長:175 cm
- 体重:140kg
- 事務所:ナチュラルエイト
「マツコデラックスさん」という芸名の由来は、本名の「松井」から「松子」と呼ばれていたことがきっかけです。芸能界でデビューする際、最初はシンプルに「松子」という名前を考えていましたが、よりインパクトのある名前を求めて「デラックス」を加えたそうです。
マツコデラックス:昔の職業は?
マツコデラックスさんは現在、人気タレントとして活躍していますが、過去にはいくつかの職業を経験しています。実は超エリートで、小説家の中村うさぎ氏から「あんたは書くべき人間」とその文才が高く評価されたことで、タレントとして売り出されることになったのです。一見、見た目やゲイ、女装家というインパクトがありタレントを始めたように思えますが、実は本当に注目されていたのはその経歴と才能だったんですね。
① 美容師
マツコデラックスさんは高校卒業後、美容専門学校「東京マックス美容専門学校」へ進学し、美容師免許を取得しました。卒業後は実際に美容院での就業経験もあったといいます。しかし、その職業に対して自身の将来との不一致を感じ、美容師としてのキャリアは短期間で終わりを迎えることになりました。マツコデラックスさんが卒業した学校は、50年もの歴史のある美容専門学校。これまで多くの美容師やスタイリスト、メイクアップアーティストを輩出しているそうですよ。
② 出版社
マツコデラックスさんは美容師を辞めた後、自分に合った仕事を求めて出版社で働くことにしました。そこではゲイ雑誌の記者と編集者として活動し、ペンネーム「松風」で執筆していました。雑誌で紹介されることもあったそうです。出版社では5年間働きましたが、職場の人間関係が原因で、28歳のとき退社することに。その後は、引きこもり生活を送ることになります。
③ フリーライター
マツコデラックスさんは、両親が引っ越しを決めた際に「あなたの部屋はないから出ていきなさい」と告げられたことを公表しています。この言葉を受け入れ古いアパートでの一人暮らしがスタート。この転機を機に、フリーライターとしての活動を開始し、新たな人生を歩み始めました。雑誌の編集者をしていただけあって、マツコデラックスさんは執筆が得意だったのでしょう。この頃から、小説家の中村うさぎ氏はマツコデラックスさんに目をつけていたそうですよ。
④ 女装家
マツコデラックスさんは、実家を離れた後、ライターとして仕事をしていましたが、生活費を賄うため、新宿2丁目のナイトシーンでも活動していました。また、女装家として日本中のクラブを渡り歩き、ショーやイベントに出演していたとか。今では安定した人気と知名度、そして収入があるように見えるマツコデラックスさんですが、若い頃にはこのような苦労をされていたのですね。そして、女装家というスペックを維持したままタレント活動に身を乗り出すことになります。
マツコデラックスの転機となった年
マツコデラックスさんのテレビ界への登場は、2000年の深夜番組「エブナイ」がきっかけでした。その独特な存在感と個性的なキャラクターが視聴者の注目を集め、徐々にテレビ出演の機会が増えます。転機となったのは2005年、情報番組「5時に夢中!」での代役出演でした。その際の鋭い洞察力と歯に衣着せぬコメントが好評を博し、レギュラー出演が決定。これを機に、現在の人気タレントとしての地位を確立していったのです。
マツコデラックスが「芸能界引退」といわれる理由
マツコデラックスさんは、2020年ごろから「芸能界引退の準備をしている」と噂されるようになります。これは、10年もの間レギュラー出演してきた『ホンマでっか!?TV』を降板したことで囁かれるようになりました。マツコデラックスさん本人は「この業界に長居するつもりはない」と語っている一方「アタシに辞められたら厳しいというのであれば、世話になったところが滅びる日まで付き合おうと思っている」と、人情深い一面も見せていますよ。
最後に
マツコデラックスさんの経歴を振り返ってみると、美容師、出版社勤務、フリーライター、女装パフォーマーと、実に多彩な経験を重ねてきたことがわかります。そして2005年の「5時に夢中!」での代役出演を機に、現在の地位を確立。その率直な物言いと鋭い洞察力は、様々な経験に裏打ちされたものだったのです。マツコの歩んできた道のりは、人生に正解はないということを私たちに教えてくれているのかもしれません。
















