格闘技史上、先の未来に語り継がれるほどの歴史的試合を目にする機会が訪れようとしています。
9月30日(日)にさいたまスーパーアリーナで開催される『RIZIN.13』で堀口恭司選手(27歳)と那須川天心選手(20歳)というビックカードの対決が決定し、まさに現代の最強格闘家同士、事実上の№1を決定する闘いとなりました!
今回はその最強選手の一人である堀口恭司選手の強さについて改めてご紹介していこうと思います。
という事で『堀口恭司の強さがハンパじゃない!!戦績でわかる無敵の格闘家!』と題し、ご紹介していきたいと思います!
では記事本文へどうぞ!
目次
堀口恭司の簡単なプロフィール!
- 名前:堀口恭司(ほりぐち きょうじ)
- 職業:総合格闘家
- 通称:史上最強のMade in JAPAN
- 生年月日:1990年10月12日(27歳)※2018年8月現在
- 身長・体重:165㎝・61㎏
- 出身地:群馬県高崎市
- 現住所:アメリカ・フロリダ州ココナッツクリーク在住
- 学歴:作新学院高校卒業(栃木県宇都宮市)
- 所属団体:アメリカン・トップチーム
- 階級:バンダム級・フライ級
- 趣味:釣り・キャンプ
堀口恭司のプロになるまでの生い立ち
皆さん本当に応援にサポートありがとうございました!!#rizin11 pic.twitter.com/1hn7yoFAcI
— Kyoji Horiguchi (@kyoji1012) 2018年7月31日
堀口恭司選手は元修斗世界バンダム級王者の総合格闘家です。
格闘技を始めたのは5歳の時からだそうで、父親の影響で始めた伝統空手がバックボーンにあります。
伝統空手の4大流派の一つである『松涛館流』という流派で学び、プロの格闘家となった現在においても稽古を続けているんだそうです。
高校時代に格闘技団体のK-1やPRIDEお試合を見て、山本”KID”徳郁選手に強く憧れ、卒業と同時に同氏が経営するジム『KRAZY BEE』に門下生として弟子入りを果たしたんだそう。
のちに山本”KID”徳郁さんのインタビューでは当時の堀口恭司選手のことを『パンパンに太ったデブだった』と話していたんだとか!
え?デブだったんですか??
今の堀口選手からは想像もできないですよね・・・。
その後、自身が19歳の時に、アマチュア修斗トーナメント(フェザー級)に出場したところ、まさかの優勝を果たします!
この時点で既に格闘家としてのセンスがずば抜けています。
ここで異例の速さでプロに昇格した堀口選手、翌年の2010年には修斗2010年度新人王決定トーナメント・フェザー級で赤尾セイジと対戦し、みごと勝利!
修斗において、記念すべき速さでの新人王となりました。
電撃的な快進撃を続ける堀口恭司選手。まさに無敵状態ですね。
その後、順調にキャリアを積みながらも、2013年には自身の目標であった総合格闘技界の最高峰・アメリカの格闘技団体・UFC(アルティメット・ファイティング・チャンピオンシップの略)に参戦します。
ある試合で堀口選手は『修斗は踏み台、もっと上の舞台でやりたい。』とコメントしていたことから、すでに世界という大舞台を見据えていたんですね!
堀口恭司の強さを過去戦績で見てみる!
そんな堀口恭司選手の過去の戦績をご紹介していきます。
アマチュア時代の対戦戦績は全勝!
堀口選手のアマチュア時代の戦績としては、上でご紹介した通り、アマチュアとして活動していたのはほんの少しの時期だったようです。
その堀口千選手が修斗オープントーナメントに参戦した時からカウントをすると、自身はフェザー級として初参戦し、そのまま優勝していることから、アマチュア時代の対戦成績は全勝といった形になりますよね!
その動画がこちら!
修斗アマチュアトーナメント決勝戦 ※赤パンが堀口恭司選手
堀口選手の独特のフットワークがこの当時から出ていますね。
結果は40-32で判定勝ちとなりましたが、終始、堀口選手がリードしていたように思えます。
プロ昇格!修斗での圧巻の戦績!
プロデビューを果たしてからの修斗の試合では、6連勝という破竹の勢いを見せた堀口選手、2012年1月に行われた『修斗 サバイバートーナメント決勝』で上田将勝選手に惜しくも判定負けこそしたものの、その後は4連勝を記録します!
プロ昇格からの修斗の試合成績は11試合中、10勝1敗となりました。
修斗2012年3月に行われた修斗の試合・8試合目で徹肌ィ郎選手を迎えた闘いも凄かったですね。
開始1R、2分ちょっとを過ぎた時に、パウンドに持ち込み、圧巻のKOをものにした堀口選手でした。
この時からアメリカUFCに行くことを目標にしていたんだそうです。
UFCに参戦!唯一日本人初のUFCフライ級ランキング3位に!
2013年月にUFCに参戦してからは3連勝という順調すぎる活躍を瞬く間に全米で放送され、一気に認知度を上げていきます。
また、アメリカに渡ってからは所属先を名門アメリカン・トップチーム(ATT)に移し、今まで以上に総合力を引き上げていきます。
UFC時代の試合総数は7試合で、その成績が7勝1敗という信じがたい成績を残します。
その1敗となった試合は『UFCフライ級最強』と言われていたデメトリアス・ジョンソン選手との試合のみでした。
その後は、日本人ではUFC史上初のフライ級ランキング3位につけ、世界最高峰の団実力者がしのぎを削る舞台においてトップランキングに名を連ねること事になったことで、事実上の快挙となりました!
その後、2017年2月にUFCでの契約が満了を迎えた時、あえて更新はせずになんと日本の格闘技団体・RIZINに参戦をすることを決意します。
理由としては、自身のコメントで『単純に日本を盛り上げるために帰ってきました』と話し、日本の格闘技界を底上げする為に一時的にRIZINに自身の活躍の場を置き換える事を決意します。
その側面ではもう一つの理由があったそうで、UFCに所属していた時にあまり試合が組まれなかったことが原因でRIZINに参戦する要因の一つになったとも。
当時、堀口恭司選手がUFCを離脱し、フリーエージェント(FA)になるという事で、団体側は焦ったでしょうね。
堀口選手は王者・デメトリアス・ジョンソンに負けこそしたものの、次期王者候補だっただけにUFCサイドは引き止め交渉に入っていたようですが、堀口選手の考えは変わらなかったようです。
RIZINに転向!圧倒的な試合の数々!
2017年4月に行われたRIZINの試合では、フライ級日本人最強と呼ばれていた元谷友貴選手を相手に、圧倒的な実力差を見せつ勝利しました。
その後、一階級引き上げたバンタム級で参戦すると、7月に行われたグランプリ第1回戦で実力者・所英男選手を秒殺でマットに葬り、UFCで鍛え上げた実力をいかんなく発揮します!
そして同年12月末に行われたグランプリ第2回戦では、体格差のある南米の強豪ガブリエル・オリベイラ選手に何もさせず圧倒的な強さでKO勝利を果たしました。
準決勝ではアンゴラ出身の狂犬マネル・ケイプ と対戦し、打撃やグラウンドコントロールで優勢に攻め続けながら、最後は寝技に持ち込み、肩固めでタップを奪いました。
18年に入り、初対戦となった5月のRIZIN.10には、昨年末のバンタム級GPで対戦が熱望されていながらも実現に至らなかったアメリカ・カルフォルニア出身の強敵イアン・マッコールと対戦を実現!
結果は試合開始早々にカウンターの左フックで、なんとわずか9秒という秒殺KOで勝利を飾りました。
とにかく圧倒的な強さを誇る堀口恭司選手!
持ち味の距離を置いた打撃で素早く攻勢に持ち込む試合運びを得意としているところが、KO率が高い理由の一つかもしれませんね。
そして記憶に新しい7月に行われたRIZIN.11では、約5年振りなる扇久保博正選手との試合が行われました。
『日本最後の総合格闘家』と言われる扇久保博正選手に対して、反撃を許さない圧倒的な総合力で判定勝利を収めました。
この試合で『死んでもいい』とまで語っていた扇久保博正選手の試合運びも鬼気迫る闘いで、とても見ごたえがありました!
神童・那須川天心と夢の対決!
そして9月30日、現在の日本格闘界における究極のスーパーファイトが決定しました!
史上最強の天才キックボクサー、神童と称される那須川天心選手との試合が実現することとなったのです!
総合格闘家の堀口選手とキックボクサーの那須川天心選手、本来相容れないはずの両雄が同じリングに上がるという事で事実上最強同士の戦いとして、格闘界の歴史に残るほどの決戦が行われました。
結果は残念ながら那須川天心選手の判定勝ちとなりましたが、不利なキックルールで戦いに臨んだ堀口選手の一歩も引かないファイトスタイルに、観戦者は興奮したことでしょう!
堀口恭司の強さの理由は!?
堀口恭司選手の強さは日本人としての規格を外れた圧倒的な総合力ですが、何より観客を魅了してやまないのは、強烈な打撃でのKOですよね。
そしてパウンドに持ち込んだ時に恐怖すら覚えるあの鬼ラッシュ!さすがUFCで連勝を重ねてくるだけの選手なんだな、と感じます。
試合数を改めますと、堀口選手は2010年5月からプロに昇格してからの総試合数は27試合となっており、その戦績はというと、驚きの結果に!
25勝2敗!
勝利内訳は・・・
- KO:13回 ※TKO含む
- 一本:2回
- 判定勝ち:10回
勝率は実に92%の確率をたたき出しています。
これは本当に凄いことで、KO率に至っては約50強%の確率ですよ。尋常じゃありません。
その強さとは、やはりプロに転向してからアメリカに渡り、ATT(アメリカン・トップチーム)に所属し、総合技術力をあげたことが大きな理由の一つではないでしょうか。
それがわかる理由として、このようなコメントがありました。
日本では例えば打撃は打撃、そして寝技、レスリングとそれぞれバラバラに練習して、組み合わせるのは自分でやってねという感じなのですが、ATTはそれらを組み合わせて体系化されたMMAというトレーニングがあるんです。
もはやMMAはひとつのジャンルですし、MMAのトレーニングをして技術を身につけないと勝てないんですよ。
僕はその技術が欲しかったので、アメリカに渡ったというのもあります。
堀口恭司選手は格闘センスもさることながら頭も非常にキレる選手ですから、状況をいち早く理解しる力も非常に長けている選手です。
攻勢プロセスを頭で描きながら対処する、こういった部分も総合格闘の聖地アメリカで培った技術でしょうね!
また、バックボーンである伝統空手の技術も、いまも忘れることなく鍛錬を確認するそうで、日本にいるときは通っていた道場に足を運び、自分が教わっていた先生に動きを見てもらって、どこが悪くなってるかを再確認するんだそうです。
やはりATTでの動きはこれまで自分がやってきたものと違うので、練習中に伝統流空手をベースとした体の動きを出すことはできないんですよ。
なので、帰ってきたときに最終的な確認をしているんです。
やはり自分の動きとしての、格闘家としてのベースは伝統流空手にあるので、それは忘れちゃいけないところですね。
『すべての原点は空手から』ともとれる堀口選手の強さの源は幼少期から稽古を続けた伝統流空手にあることもわかりましたね!
打撃で魅了する部分はやはりこういった面からも最強のルーツがあるようにも感じます。
最後に、そんな最強の名を欲しいままにする堀口選手の、日頃愛用しているトレーニングウェアに注目したことがありますか?
メイン公式スポンサーとなっているのは、スポーツギア全般を扱い、世界的に有名なあのReebok!
日頃のワークアウトなどでよく使っているというウェアがオシャレでカッコいいんですよ!
『堀口選手着用モデル』となっているウェアもありましたので、関連グッズとして紹介しておきます!
普段使いはもちろん、ランニングなどのワークアウトにも良さそうなので、気になった方はぜひ見てみてください。
堀口恭司の強さがハンパじゃない!!那須川天心と担う次世代格闘家!まとめ
いかがでしたでしょうか?
本文をまとめますと、以下のようになりました。
- 堀口恭司の簡単なプロフィール!
- 堀口恭司のプロになるまでの生い立ち
- 堀口恭司の強さを過去戦績で見てみる!
- 堀口恭司の強さの理由は!?
では、記事を最後まで読んで下さり、ありがとうございました。
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