こんにちは!
皆さんは4/16公開の映画『名探偵コナン 緋色の弾丸』はもう観られましたか?
6都府県では4/25から3度目の緊急事態宣言が発令され、映画館になかなか行けない方も多いかもしれませんね…!
そんな中でも驚異的な興行収入を叩き出している映画こそ、この劇場版『名探偵コナン 緋色の弾丸』なのです。
今回は、今年4月公開の劇場版名探偵コナンがどのくらいの興行収入を出しているのか、実際の数値と他の作品との比較で解説していこうと思います!
気になる緋色の弾丸の興行収入は…?
まずは気になる興行収入ですが、第24作目『名探偵コナン 緋色の弾丸』はなんと公開3日で興行収入22億1813万800円でした!
直近の情報を確認したところ、2021年5月17日時点では興行収入62億円を突破したとのことです!
ではこの興行収入がどの程度なのか、ここから深ぼっていこうと思います。
1年待ってようやく公開された本作品
興行収入の詳細の前に、前提として知っておきたいのが、実は今回の映画は1年公開延期となっているということです。
これまで劇場版は毎年公開されてきましたが、今回緊急事態ということで、本来であれば昨年4月に公開だった本作品が、1年まるまる空けての公開となりました!
しかも今回は人気キャラクター『赤井秀一』を始めとした赤井ファミリーが活躍するということで、ファンの期待もかなり高かった中での1年延期…ファンとしては待ち遠しいことこの上なかったでしょう!
その前提があった上での4月16日の公開、もちろん初速の伸びはとんでもないことになりました…!
スタートダッシュは最高!!?
<URL=https://www.conan-movie.jp/>
最初にお伝えしたとおり、『名探偵コナン 緋色の弾丸』は公開3日で興行収入22億1813万800円でした!
でもこれがどのくらいか、正直ピンとこないですよね…?(笑)
歴代のコナンシリーズでいうと、
第1作目『名探偵コナン 時計じかけの摩天楼』 11億円
第2作目『名探偵コナン 14番目の標的』 18.5億円
第9作目『名探偵コナン 水平線上の陰謀』 22.5億円
なので、この辺りの作品の興行収入にたった3日で追いついてしまったのです…!
恐るべきですよね(笑)
他の作品でいうと、
『君の名は。』は公開3日目で12億円
あの歴史的な大ヒット映画にも、初速の興行収入では圧勝なのです!
<URL=http://www.kiminona.com/>
また『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』という作品はご存知でしょうか?
かの有名な京都アニメーションの感動作品で、昨年9月から劇場版が公開されていました。
その映画はなんと「第44回日本アカデミー賞」優秀アニメーション作品賞も受賞した名実ともに素晴らしい作品なのです!
こちらの興行収入が、2021年2月後半時点で21.2億円でした。
<URL=https://shop.parkplace-oita.com/news/5898>
©暁佳奈・京都アニメーション/ヴァイオレット・エヴァーガーデン製作委員会
もちろん作品の価値は興行収入だけでは測れません。私自身『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』も大好きです。
ただ単純な興行収入という数字だけでいうと、そんな名作をもたった3日で超えてしまう。
そのくらいすごいんですよ、今回のコナン映画は!(笑)
歴代も塗り替える勢いだった…!
3日で22億円を突破した今回の映画ですが、ではコナン映画で歴代No.1はどれだったかというと、2019年公開の『名探偵コナン 紺青の拳(フィスト)』で興行収入は93.7億円でした。
<名探偵コナン 紺青の拳(フィスト)画像>
<URL=https://eiga.com/movie/90345/>
こちらも今回のように超人気のキャラクター「怪盗キッド」が登場しており、それもあいまって多くのファンが劇場に駆けつけたのだと思います。
ただ配給会社の東宝によると、歴代1位だった前作『紺青の拳(フィスト)』と比較して、今回の映画は初日の興行収入が約1.5倍だったそうで、順調にいけば圧倒的歴代1位になる可能性があったのです!
…そんなタイミングで4月25日に発令された3度目の緊急事態宣言発令。
破竹の勢いだったこの映画の興行収入も圧倒的に落ちてしま…わなかったんです、これが(笑)
以下が興行収入の推移です。
【『名探偵コナン 緋色の弾丸』公開日以降の興行収入の推移】
公開3日間:興行収入22億1813万800円、観客動員数153万3054人
公開10日間:興行収入39億円、観客動員数274万人
公開20日間:興行収入56億円、動員404万人
公開24日間:興行収入59億円、動員423万人
公開10日目以降が、ちょうど緊急事態宣言以降になります。
公開10日から20日の間、全然伸びないのかと思いきや、17億円も上げているのです。
もはやこの勢いは誰にも止められないのかも知れませんね…(笑)
とはいえ公開20日から24日まではさすがに勢いが落ちてきているようで、今後も興行収入の推移には目が離せませんね!
歴史に残る1作になるはずだった…!
いかがでしたでしょうか?
人気キャラの登場、1年の延期も相まって、初速爆伸びした新作コナン映画でしたが、新型コロナウイルスによる未曾有の大混乱もあり、なかなか今後の興行成績が見通せない状況です。
公開直後の興行収入を見る限り、歴代1位の売上、コナン映画史上初の100億円超えも夢ではありませんでしたが、こうなってはどうなるかは予想できません…!
がしかし、本来この作品がもっていたポテンシャルを十分に発揮するというのは正直難しそうですね。
引き続き公開中は応援し続けると同時に、来年以降さらなるコナン映画の大ヒットに期待していきたいと思います!