家事や育児はとても大変なことですが、
その苦労は公に見えないこともあり、
世の中の理解を得られないことも多いですよね。
最近だと、「ポテトサラダ」の話が有名だと思います。
お母さんとお子さんが
スーパーのお惣菜コーナーでポテトサラダを手に取ったら、
知らない男性に「ポテトサラダくらい手作りしろ」と言われた、
という話です。

そのような発言の根底には、
「家事や育児は仕事より簡単で暇」
という考えがあります。
インターネットなどをみていて分かるのは、
主に仕事で外に出ている男性で
この考え方を抱いている方が多い、ということです。
この両者がぶつかる
「家事は仕事か論争」は至る所で勃発していますよね。
なので今回は、この両意見をまとめてみました!
お互いの苦労を理解して、
支え合えるのが一番理想ですよね。
理解を深める、考察する契機になれれば幸いです!
目次
家事は仕事“じゃない”方の意見

①「家事はお金を稼いでいないから仕事じゃない」
この意見を考えるにあたって、まずは“仕事の定義”についてgoo辞書で調べてみました。
1.何かを作り出す、または、成し遂げるための行動。
2.生計を立てる手段として従事する事柄。職業。
3.したこと。行動の結果。業績。
(goo辞書より引用)
“仕事”という言葉は、広い意味があることが分かりますね。
もちろん専業主婦・主夫であれば無職で
お金を稼いでいないことに間違いないですが、
働くのも専業主婦・主夫をするのも、どちらも違った苦労がありますよね。
②「家事や育児は仕事ではなく親・家族としての義務」
家事や育児を「お前の仕事でしょ」と、
専業主婦・主夫の方に全てを押し付けてしまう方もいると思います。
もし家事や育児が義務なのであれば、
夫婦で協力できれば良いですよね。
③「働きながら家事や育児をしている人もいる、考えが甘い」
論争を見ていると、時々
「もっと忙しい人もいる」
「家事や育児が仕事だというならもっと徹底するべき・1人でするべき」
という声を聞きます。
境遇や、“大変”の感じ方は人それぞれだということは
覚えておきたいですね。
家事は仕事!の方の意見
①「家事や育児は“仕えること”という意味での仕事」
前述したとおり、仕事には広い意味が存在します。
家事を仕事だと割り切ることで、
ストレスが減ったという方もいるようです!
また、
「家事は仕事だが、育児は夫婦でやるべきことだから仕事ではない」
という方もいます。
②「365日間休みがないので立派な仕事」
家事育児は生活の一部であるため、
365日間フルで活動しなければなりません。
例えば、子供の世話は朝から晩まで、
赤ちゃんだったら夜泣きの対応で夜も眠れませんね。
労働の大変さから、家事は仕事と認識している方もいるようです。
まとめ

調べていくと、
どちらの意見も男女の割合が偏りつつも、
多様な境遇の人が提言していることが分かりました。
例えば、
「家事は仕事じゃない」と考える専業主婦・主夫の方もいます。
また、今回は主に
外に働きに出ている方と専業主婦・主夫の方の意見をまとめましたが、
兼業主婦・主夫の方の意見も多数見受けられました。
どちらかが不満を抱いてる場合の状況として、
「収入の低い方が家事をやれ」
と片方が労働家事育児を強制されている場合があるようです。
ここで述べておきますが、
家庭にはそれぞれのやり方があり、
他人が口を出すことではありません。
夫婦でよく話し合って互いを理解し、
自分たちの最適解を見つけることが必要かもしれません。