初心者でも簡単!?アロマテラピーの利用法を知って精油を使いこなそう!!

みなさんは日頃アロマテラピーをどのように楽しんでいますか?実はアロマテラピーの楽しみ方は簡単にできるものからハンドメイドする方法まで多岐に渡ります。今回は精油を使用したアロマテラピーの利用法をご紹介したいと思います!

芳香浴法

アロマテラピーを楽しむ方法で一般的な利用法は芳香浴と呼ばれています。芳香浴は名前の通り『拡散した匂いを楽しむ』方法です。

ティッシュペーパーやハンカチでたのしむ

ティッシュペーパーやハンカチに精油を1~2滴つけて、香りを楽しみます。手軽に香りを楽しめるのでオフィスのデスク周りや夜眠るときなどに最適です。

湯に垂らしてたのしむ

カップやボウルに熱湯をはり、精油を1~2滴入れる方法です。蒸気と一緒に香りを素早く広げることができます。

専用グッズでたのしむ

精油を染み込ませて使用するグッズとして専用の陶器製や木製の置物タイプのものに精油を1~2滴垂らして香りを楽しみます。玄関やデスクなど持ち運びが楽です。

ディフューザーでたのしむ

ディフューザーは色んなタイプがありますが電気式のタイプはアロマライトやアロマポットと呼ばれており、水分の蒸発とともに立ち上る香りを楽しめます。超音波式のタイプは振動で発生させた水蒸気とともに香りを広げてくれます。またキャンドル式のタイプもあります。水をはった上皿に精油を落としてキャンドルの熱で上皿を温めます。水分の蒸発とともに立ち上る香りを楽しめます。

ルームスプレーで楽しむ

1.ビーカーに無水エタノール5㎖を入れ、精油を3~20滴程度加えてガラス棒でかき混ぜる

2.精製水45㎖を加え、さらにかき混ぜる

3.遮光性スプレー容器に移す

4.作成日などを書いたラベルを貼る

香りを楽しみたいときにシュッと吹きかけるだけでいいのでおすすめです!

沐浴法

精油を入れた湯に全身または一部を浸ける方法を沐浴法と呼びます。入浴の効果に精油の効果が加わることで相乗効果が期待できます。

全身浴法

浴槽に湯をはり、精油1~5滴または精油を混ぜた天然塩、植物油などを加えてよくかき混ぜます。肩までしっかり浸かることでアロマ効果が期待できます。

半身浴法

半身浴はみぞおちまで浸かるので、心臓への負担が少なく長時間湯に浸かれることができ、全身をゆっくり温めるのに有効です。ぬるめの湯に精油を1~3滴、または精油を混ぜた天然塩、植物油などを加えてよくかき混ぜます。

手浴法・足浴法

深めの洗面器やバケツ等に手首や足のくるぶしまで浸す方法です。部分浴法とも呼ばれており血行を良くする効果があります。どちらも精油1~3滴加えてよくかき混ぜます。

湿布法

湯で温めた(水で冷やした)タオルを身体の一部にあてる方法です。温湿布は肩こりや腰痛、生理痛に、冷湿布は急性のトラブルに効果的です。

1.湯(水)を張った洗面器に精油1~3滴を加えます。(かき混ぜないように!)

2.タオルを縦に二つ折りし、端を両手で持ち中央部をたるませてUの字を作ります。

3.湯(水)に浮いた精油をタオルの中央部ですくい取るようにして付着させます。

4.タオルを精油が付着した部分を内側にして、さらに二つ折りし、ねじって中央部の水分を絞ります。

5.タオルを適当なサイズに折りたたみ、身体の部位にあてます。

手作りにチャレンジしてみよう!

さらに精油を使ったオリジナルの手作り化粧品でもっとアロマテラピーを楽しみましょう!手作りなんて上級者みたいで難しそう…と感じる方も多いと思いますが実はとても簡単なんです!

スキンローション(出来上がり量50)

1.ビーカーに無水エタノール5㎖を入れ、精油1~5滴をガラス棒で加えます。(フェイス用)/(ボディ用は1~10滴)

2.芳香蒸留水40㎖とグリセリン5㎖を加え、よくかき混ぜます。

3.2を遮光性保存容器に移します。

4.作成日などを記したラベルを貼ります。

精油は必ず無水エタノールで溶かしてからほかの材料を加えます。

使用時は必ず容器を振りましょう。

入浴剤

天然塩

天然塩大さじ2を深め小皿などの容器に入れ、精油を1~5滴加えてガラス棒でかき混ぜます。それを湯に入れてよくかき混ぜて入浴しましょう。

重曹

重曹大さじ2を容器に入れ、精油を1~5滴加えてガラス棒でよくかき混ぜます。それを湯に入れてよくかき混ぜて入浴しましょう。

作ったら、なるべく早く使いましょう。

使用後の湯は洗濯などに使用しないでください。

精油を安全に使用するために

精油を使用するにあたって注意をすることがあります。

1.医師による治療を受けている方は必ず当該医療機関に相談してください。

2.妊娠中の方は体調に考慮して芳香浴以外のアロマテラピーは十分注意してください。

3.グレープフルーツ・ベルガモット・レモンは日光などの紫外線に反応して皮膚に炎症を光毒性を起こす恐れがあるので注意してください。

さぁ!安心・安全に精油を使用してアロマテラピーを楽しみましょう!