ミルクボーイ「王者に輝いた彼らの努力と友情!過酷すぎる過去とは?」

ブラックマヨネーズ、サンドウィッチマン、そして…

2019年のM-1グランプリにて、歴代最高得点を叩き出し優勝を果たしたミルクボーイ!
実は、優勝する前はほぼ無名だといっても過言ではありませんでした。
どのような経緯をもって、優勝を果たしたのでしょうか?

漫才の新しい形を生み出した彼らについてまとめていきます!

○ミルクボーイのプロフィール

メンバー:内海崇、駒場孝
結成年:2007年
事務所:吉本興業大阪本部

駒場孝
誕生日:1986年2月5日
血液型:B型
出身地:大阪府
趣味:ボディビル

内海崇
誕生日:1985年12月9日
血液型:B型
出身地:兵庫県
趣味:けん玉、早食い

大阪芸術大学の落語研究で出会った二人は、大学祭の漫才大会で初めて「ミルクボーイ」として漫才をしました!
一時期「ジンウォッカ」に改名しましたが、現在まで「ミルクボーイ」の名をを愛用しているようです。

○受賞歴

第8回関西演芸しゃべくり話芸大賞でグランプリを受賞(2019年)し、同年にM-1グランプリ2019優勝。第5回上方漫才協会大賞では話題賞(2020年)を受賞しています!
近年に急激に実力を伸ばしたようです。

また学生時代には、大学生M-1グランプリで優勝を果たしています!

優勝やグランプリに及ばずとも、オールザッツ漫才2010年では準決勝まで進出したり、優勝前に出場したM-1グランプリでは準々決勝まで進出したりなど、いくつか功績を残しているようです!

○挫折した過去

前述した通り、M-1グランプリ優勝前はほぼ無名なため、バイトをこなし空いた時間でネタ合わせを行ったようです。

そこでよく利用していた場所はサイゼリヤと喫茶店らしく、喫茶店のお母さんからの応援も漫才のモチベーションに繋がっていました。
また、内海崇さんは角刈りのイメージが強いと思いますが、その散髪は老舗の理容店でタダでしてもらっているそうです!
地域の方のご厚意や応援が、彼らの活動を支えているんですね!

しかし、そんな彼らには、挫折した過去がありました。

2010年頃、プレッシャーやモチベーションの低下、人気の低下により二人は漫才から数年間離れました。
内海さんのHPによると、内海さんは「九頭の会」を作ってギャンブルに明け暮れ、駒場さんは週6で淡路島に行きはじめたそうです。

しかし、そんな時出場したM-1グランプリで2回戦まで進出し、危機感が募った二人。
ネタに改良を重ね、準々決勝で破れるも久しぶりに大爆笑を勝ち取ることができました。

自分たちの本当にやりたいことを思い出した二人は、ギャンブルも引退し、お笑いに専念しはじめます。

それからは、後輩と漫才イベントを開催し全国ツアーを行うなど積極的に活動していきました。

そうして紆余曲折ありながらも、2019年のM-1グランプリで優勝したのです!

彼らのこれまでの努力が実を結んだ瞬間です。

漫才の特徴

ミルクボーイの漫才の特徴はなんといっても、同じパターンを繰り返して笑いをとる「リターン漫才」ですよね。この手法は結成当時から変わっていないそうです。

そんな代表的漫才といえば、やはり「コーンフレーク」「最中」でしょう。
ちなみに、二人の一番好きなネタはM-1優勝を決めた「最中」だそうです。
どちらも同じテンプレートを使用したネタですが、また違った笑いがあります。
「リターン漫才」の可能性と汎用性の高さが感じられますね!

○まとめ

無名と挫折から、王者の座を勝ち取ったミルクボーイ。
その背景には、地域の方々の応援や、プレッシャーからの立ち上がり、努力や迷いがあったようです。

2020年優勝のマヂカルラブリーに続く、次の王者は誰なのか見どころですね!