お年玉やお小遣いをポチ袋で渡す機会って、意外とたくさんありますよね。
ですが1度、立ち止まって考えてみましょう。
そのお金の入れ方、失礼のない入れ方でしょうか?
また、お札が複数枚ある場合の入れ方はどうしているでしょうか?
今回は「ポチ袋のお金の入れ方で複数枚の時はどうする?」として、ポチ袋に複数枚お金を入れる際のマナーや入れ方について見ていきます!
何となくでお金を入れていたあなたも、この機会にぜひ見直してみてはいかがでしょうか?
目次
ポチ袋のお金の入れ方で複数枚の時のマナーは?
まずは、ポチ袋のお金の入れ方で複数枚入れる場合のマナーについて見ていきましょう!
このマナーをしっかり押さえておくことで、相手も気持ちよくお金を受け取ることができます。
ポイントは次の2つです。
- 三つ折りにすること
- 1枚ずつではなく、まとめて折ること
それでは、1つずつ説明しますね。
三つ折りにすること
こちらは、お祝い事でよく言われるマナーですね。
「お金なら、四つ折りでも良くない?その方がコンパクトだし…」
そう思ったあなた、良い視点です!
お札の四つ折りは一般的にタブーとされています。
4という数字が不吉なものを連想させすため、縁起が悪いとされているんだそうです。
かならず三つ折りするようにしましょう!
1枚ずつではなく、まとめて折ること
こちらについては、実際にそのように折った場合を想像してみましょう。
1枚ずつ折られたお金を受け取るより、まとめて折られていた方が開ける手間が省けますよね。
また、ばらばらになる可能性も低く、扱いやすいという利点もあります。
受け取る方の立場に立った折り方をすることが大事ということですね。
ポチ袋のお金の入れ方で複数枚の時はどうする?
では次に、ポチ袋のお金の入れ方で複数枚の場合どのようにしたら良いか、見ていきましょう!
こちらの手順を参考に、実際に折ってみましょう。
- 肖像画の書いてある方を上にしてお札を置く
- 複数枚同じ状態で重ね合わせる
- 左側を先に折る
- 右側を折り、三つ折りの状態にする
- ④の状態のままひっくり返さず、ポチ袋に入れる
1つずつ簡単に見ていきますね。
①肖像画の書いてある方を上にしてお札を置く
まずはお札の表と裏を確認します。
こちらはもちろん、肖像画の顔のあるほうが表です。
そのためそちらを上にしてお札を置きましょう。
②複数枚同じ状態で重ね合わせる
こちらはそのままの意味ですね。
重ねて三つ折りしますので、丁寧に重ねます。
③左側を先に折る
こちら、「どうして左?」と思う方もいらっしゃると思いますので、説明します。
左から折る理由として1番大きい理由は、「右利きの人が開けやすいようにするため」です。
左から折ると、開けるときは右側から開くようになります。
右利きの人は右手でお札を開けますので、そちらに配慮しているということです。
筆者は左利きで開けづらいと言えば開けづらいです。(笑)
左利きの方に心配りをしたい方は、反対から折るのもありですね。
④右側を折り、三つ折りの状態にする
③で左側を追ったと思いますので、次は右側を折ります。
きれいな三つ折りになるように折り込みましょう!
⑤④の状態のままひっくり返さず、ポチ袋に入れる
こちらがとても重要です!
ポチ袋の表を前にしたところに、④のお札をそのまま入れます。
つまり、折った側の面が正面側にくるということです。
こうすることでお札を取る人には折っていない面が見えるようになり、取りやすい入れ方になります!
ポチ袋のお金の入れ方にはこんな話も!
それでは最後に、ポチ袋のお金の入れ方についてこんな話もあるよ!ということで何点かご紹介しますね。
お年玉の場合、新札を使う!
こちらは聞いたことのある人もいるのではないでしょうか。
お年玉はお正月に贈るもので、新年やその門出を祝う意味があります。
そういったお祝いの場のため、新札でお渡しするというマナーがあります。
結婚式などもお祝いの場ですので、新札が使われますね。
逆にお葬式などは新札を使ってはいけませんので、お気を付けください!
ポチ袋に硬貨も一緒に入れたい!そんな時は…?
ポチ袋に入れるお金は、お札だけとは限りません。
そこで硬貨を入れたい方向けに、入れ方をお伝えします。
大事なのは硬貨の表裏を知ることです!
硬貨の表は「絵柄のある方」です。
そのため年号が書いてある面を裏にして入れましょう。
入れる位置については細かく決まっていませんが、硬貨を入れる際も4のつく金額は入れないようにするとなお良いですね。
ポチ袋のお金の入れ方で複数枚の時はどうする?まとめ
今回は「ポチ袋のお金の入れ方で複数枚の時はどうする?」とし、ポチ袋へお金を入れる際のマナーや入れ方について見ていきました。
今回ご紹介したような部分を取り入れることで、あなたの気持ちがきちんと相手に届きますし、相手の方も気持ちよくお金を受け取ることができます。
ぜひ、ポチ袋でお金をお渡しする際に試してみてください!
それでは、記事を最後まで読んで下さり、ありがとうございました!