注目のドラマ『竜の道 二つの顔の復讐者』も最終回を迎えました。
『竜の道 二つの顔の復讐劇』は白川道氏原作の実写化作品です。
玉木宏さん×高橋一生さんタイプの異なる素敵な男性がタッグを組むということで、おそらく多くの女性が放送を楽しみにしていましたよね!
2人が初共演となった『竜の道 二つの顔の復讐者』、期待を裏切らない面白さでした。
今回は『竜の道』ネタバレ1話~ラスト最終回のあらすじから視聴率まで一挙まとめ!というタイトルの元、『竜の道』のネタバレを含む1話からラスト最終回までのあらすじをリサーチ!
視聴率や感想もまとめてご紹介しています。
目次
『竜の道』基本情報一覧
🎉キービジュアル完成🎉
公式HPは本日17時にリニューアル‼️
さらに、新たに素敵な発表も…🍀#竜の道#4月14日スタート#玉木宏#高橋一生 pic.twitter.com/xOnUsFTarr— 玉木宏×高橋一生 新火9ドラマ『竜の道』4/14スタート (@ryunomichi_ktv) March 17, 2020
- 作品タイトル名:「竜の道 二つの顔の復讐者」
- ドラマジャンル:ハードボイルド
- 公式HP:https://www.ktv.jp
- ドラマ公式Twitter:@ryunomichi_ktv
- 放送局:カンテレ
- 放送開始日:2020年7月28日
- 放送日時:毎週火曜日21:00 – 21:54
製作スタッフ
- 脚本:篠崎絵里子、守口悠介
- プロデューサー:米田孝(カンテレ)、水野綾子(共同テレビ)
- 演出:城宝秀則(共同テレビ)、岩田和行(共同テレビ)、紙谷楓(共同テレビ)、吉田使憲
- 原作:白川道 「竜の道」
- 音楽:村松崇継
- 製作:カンテレ、共同テレビ
気になる『竜の道』原作の情報も合わせてご覧ください。
登場人物・出演キャスト
矢端竜一…玉木宏
主人公。復讐のためと裏社会へ足を踏み入れ、主に汚れ仕事に徹している。
矢端竜二…高橋一生
主人公の双子の弟。復讐のためと権力を手に入れたエリート官僚。
吉江美佐…松本穂香
双子の妹だが血の繋がりはない。竜二に対し妹以上の感情を抱くようになる。
霧島源平…遠藤憲一
竜一と竜二が復讐を誓う相手。運送会社を経営する傲慢社長。
曽根村始…西郷輝彦
竜一が足を踏み入れた裏の世界で権力を持つヤクザ組織の会長。
霧島芙有子…斉藤由貴
霧島源平の妻。政略結婚で結婚した。
霧島晃…細田善彦
霧島源平の息子で会社の跡取り。社長である父親の傲慢なやり方をよく思っていない。
霧島まゆみ…松本まりか
霧島源平の娘でわがままな社長令嬢。復讐のため近寄ってきた竜二に一目ぼれする。
遠山凛子…奈緒
竜一の仕事になくてはならない人物。ハッキングはお手のものな”笑わない女”。
砂川林太郎…今野浩喜
竜一が知り合ったお調子者な人物。
大友由伸…渡辺邦斗
霧島源平の秘書。社長の傲慢さやそれが気に食わない跡取りとの間に立ち暗躍する。
『竜の道』の見どころは?
血の繋がりがないにも関わらず、自分たちを愛し育ててくれた両親を死に追いやった霧島源平に対し復讐を決めた双子の物語。
長男の竜一は復讐のため裏の世界へ。
そして次男の竜二は復讐のためエリート官僚になり権力を手に入れた。
表と裏、双子がそれぞれの道で復讐に燃える。
『竜の道』の見どころは双子がそれぞれの道で生きること。
また復讐が成功するのかにあると思います。
『竜の道』のあらすじ~イントロダクション~
遠藤です。
今夜は #竜の道 4話です。
竜一と竜二の妹美佐役の #松本穂香 ちゃんとの写真だよ。
今夜は松本まりかちゃん演じるうちの娘がどうやら美佐に対して暴走するようです。
どんなことになるのか父は心配です。
みてね。 pic.twitter.com/obdcb8q04H— 遠藤憲一公式 (@enken_enstower) August 18, 2020
主人公の竜一、そしてその弟である竜二は生まれてすぐに実の親に捨てられてしまいます。
そんな双子を引き取ってくれたのが、小さな運送会社を経営していた吉江夫妻でした。
その後、吉江夫妻の元には娘が生まれますが、実の娘と養子として引き取った双子も分け隔てなく大切に育ててくれていました。
幸せだった日々…、だがその日々はある男によって壊されてしまいます。
その男とは、運送会社を経営する霧島源平。
傲慢さで地方の運送会社を潰し、自らが経営する運送会社の規模を拡大させていった男です。
吉江夫妻は霧島源平により莫大な借金を背負わされ、支払うことができずに自殺してしまいます。
自分たちを育ててくれた両親が死んでから7年の月日が経った頃。
竜一と竜二は自分たちの大切な人を死に追いやった霧島源平への復讐を誓うのだった。
『竜の道』かなりドキドキしそうな展開が予想できるあらすじですね!
どんな復讐計画なのか気になります。
『竜の道』のラスト最終回を予想してみた!
【2F】4/14ドラマスタート「竜の道 二つの顔の復讐者」原作の幻冬舎文庫『竜の道』上下巻、『竜の道 昇龍篇』(白川道)がドラマ帯付きで入荷しました。 pic.twitter.com/JJGbfA7GEV
— 書泉ブックタワー (@shosen_bt) March 30, 2020
『竜の道』のラスト最終回を予想してみました!
ドラマ「竜の道 二つの顔の復讐者」は、白川道氏による小説が原作の作品となっています。
小説が原作であれば小説を読めば最終回が分かるはず…。
ですが残念ながら原作は未完となっているため、ドラマではオリジナルのラスト結末が用意されているんだとか。
これは『竜の道』への期待値がさらにアップしました!
一番気になるのは復讐が成功するのかどうか・・・
それは『竜の道』の最終回を楽しみに待ちたいと思います。
また、『竜の道』ロケ地や撮影場所についてもチェックしてみてくださいね!
『竜の道』の全話視聴率
『竜の道』1話から最終話の全話視聴率については放送終了後に追記していきます。
放送回 | 視聴率 | 放送日(毎週火曜日) |
1話 | 9.1% | 7月28日 |
2話 | 6.9% | 8月4日 |
3話 | 7.2% | 8月11日 |
4話 | 6.9% | 8月18日 |
5話 | 5.9% | 8月25日 |
6話 | 7.1% | 9月1日 |
7話 | 5.4% | 9月8日 |
最終話 | 7.6% | 9月15日 |
※上記情報はビデオリサーチ・タイムシフト視聴率【関東地区】にて発表
『竜の道』ネタバレあらすじや感想をご紹介!
🎉本編予告&主題歌音源解禁🎉
ついに #竜の道 本編映像予告が解禁😊
そして、そこに流れる曲は…そう‼️SEKAI NO OWARIの書き下ろし主題歌「#umbrella」の音源も解禁です🎶☔️Fukaseさんコメントはコチラ👉 https://t.co/31JWVEzfVs#玉木宏 #高橋一生#SEKAINOOWARI#4月14日スタート#火9ドラマ pic.twitter.com/HOFJ6S8d5V
— 玉木宏×高橋一生 新火9ドラマ『竜の道』4/14スタート (@ryunomichi_ktv) March 30, 2020
これまでに放送された『竜の道』各放送回についてのネタバレあらすじや感想を放送終了後から出来るだけ早くご紹介していきます!
番組放送をまだ見てない方にとっては完全なネタバレとなりますので、観覧にご注意ください!
第1話のネタバレ感想とあらすじ
1997年、福岡。幼いころに実の両親に捨てられ、小さな運送会社を営む吉江夫妻の養子として引き取られた双子の竜一(少年時代:阪本光希)と竜二(少年時代:阪本颯希)は、夫妻の実の娘である5歳の妹・美佐(幼少期:宮地美然)と仲良く暮らしていた。しかし、全国への事業拡大を企むキリシマ急便の社長・霧島源平(遠藤憲一)の悪質な乗っ取りに遭い、多額の借金を抱えた養父母は自殺。養父母が源平に追い詰められる姿を間近で見ていた竜一と竜二は、霧島への復讐を誓い合う。
それから7年後の2004年。22歳の竜一は、たばこの不始末による火事で突然帰らぬ人となってしまう。ところが、その数カ月後、竜二(高橋一生)の前に現れたのは、顔も名前も違う竜一を名乗る男(玉木宏)だった……。竜一は裏社会の人間として、竜二は国土交通省のエリート官僚として、霧島源平やキリシマ急便の周辺の情報を探っていく。成長した美佐(松本穂香)にも本当のことを告げず、復讐計画を進めていく二人は、ついにキリシマ急便の不祥事のネタをつかむが……。
引用:https://www.ktv.jp/ryu-no-michi
養父母の仇
竜一が竜二に暴力を振るったのちに、拳銃で撃つという衝撃的なシーンからスタート。
そして時は遡り2012年。
双子の兄弟である竜一は怪しげなゴシップ記事を扱う会社に所属し、竜二はエリート官僚として国交省に努めていました。
彼らは養父母が理不尽に死んでいった過去があり、その仇を取ろうとしていたのです。
その為に竜一は顔を変え、名前までも違う名を名乗っていました。
そして仇であるキリシマ急便の社長の霧島源平を調べ上げていました。
養父母は小さな運送会社を営んでいましたが、霧島に乗っ取られたことを苦に自殺したという過去が。
養父母には実子である美佐という娘もいましたが、娘は無事で養父母だけが亡くなりました。
キリシマ急便に監査が
キリシマ急便を探っていた竜一の情報で過重労働が発覚します。
過重労働が原因で社員が亡くなったことも突き止め、竜二に報告しこのネタで霧島源平を追い込めると喜ぶ二人。
官僚である竜二が動くことで合法的にキリシマ急便を潰そうというのです。
その為に竜二は上司を脅しキリシマ急便に監査が入るように仕向けます。
キリシマ急便に勤め過重労働で亡くなった男性の妻がキリシマ急便側に付こうとするのですが、それは竜一が数百万の大金を渡すことで思いとどまらせます。
その際に労働問題に強い弁護士を紹介し、決してないがしろにしたわけではありませんでした。
そしてキリシマ急便に監査が入り、その際に社長の息子が過重労働の証言をすると約束もしてくれたのです。
これで間違いなくキリシマ急便を潰すことが出来るはずだったのですが…
霧島の逆襲と敗北
なぜか、わずかな期間の業務停止命令という軽い罰則で済んだキリシマ急便。
霧島がお偉いさんに手を回していたのです。
しかしこれで泣き寝入りするわけにいかない竜一と竜二。
竜一が竜二の上司を脅し、キリシマ急便の処分には裏でお金や利権が絡んでいることを証言させレコーダーに録音します。
その録音と隠し撮りした写真で霧島を潰そうという作戦です。
新しい作戦がうまくいくかと思いきや、それはやくざ組織の会長曽根村によって邪魔されます。
曽根村は以前から竜一を気にかけており調べさせていたのです。
そこで竜一の動きを不審に思い襲撃させ写真と録音を手に入れ、それを政治家に渡すことで恩を売ると言います。
なぜ霧島を狙うのかと曽根村に問われた竜一は「養父母の仇だ」と正直に話しますが、曽根村は残念だったなと。
圧倒的な権力と金がないと勝ち目はないといった趣旨のことを竜一に告げるのです。
竜一の過去と再び犯した罪
曽根村は竜一の戸籍までも調べていたのですが、竜一が名乗っている人物は別人だと突き止めていました。
そう、竜一は違う名を名乗るだけではなく他人の戸籍を乗っ取っていたのです。
その方法は自殺志願者の遺体を焼死体にすることで自分の遺体に見せかけ、自分が死んだことにするというもの。
竜一は戸籍上死んでいたのです。
妹である美佐は今も竜一は死んだと思っています。
当初竜二もそう信じていましたが、整形によって顔も変え別人になった竜一が目の前に現れます。
そした養父母の仇を取ると言ったことで、2人の復讐が始まったという経緯でした。
曽根崎のもとを後にした竜一は自身の所属する出版社の社長に呼び出され理不尽な暴力を受けます。
そんな中、社長は持病の心臓発作で倒れ薬を竜一に求めますが、竜一の脳裏に浮かんだのは社長が密かに隠し持つ裏金の存在。
竜一は社長を結果的に死なせ、その裏金を奪うのです。
そして8年後
竜一が裏金を奪ってから時は流れ8年後…
竜一は更に名前を変え8年間ブラジル生活を送り帰国。
帰国した竜一はブラジルで見つけた金の為なら何でもする遠山凛子という女を伴っていました。
そして表向きはコンサルタント会社の社長になった竜一。
実は、奪った裏金を曽根崎に渡すことで新しい戸籍を手に入れブラジルへと渡っていました。
竜一が社長の死に関わった事実を知らない曽根崎は8年間も帰国しなかったことを不思議がりますが、そこは流す竜一。
なぜブラジルで8年間過ごす必要があったのかは再会した竜二も気にしていますが、竜一は何も話そうとはしません。
社長を死なせた罪は1人で背負う覚悟のようです。
8年経って新たな復讐計画を立てる2人。
果たして次の作戦はどういったものなのか…
それぞれ違う方面からの霧島源平に対するアプローチの仕方に、復讐したい本気度が伝わりました。
特に、一度自らを死んだことにして、他人の名前を使用し、整形まで施して出直してくる竜一の行動力には、恐怖心さえ感じてしまいます。
いつも危険と隣り合わせで、身体を張ってばかりの竜一を見ていると、緊張感が途切れることがありません。
せっかく不祥事をみつけたことからの監査であっても、源平に打撃を与えるまでには及ばず、萎え切らない思いがよく伝わりました。
なかなかに手強い相手である霧島源平を、これから兄弟がどのように追い詰めていくのかがとても楽しみです。
両親の復讐のために顔や名前まで捨てて別人として生きる人生はとてもつらそうではありますが、玉木さんが心を込めて演じていてつい引き込まれてしまいました。
高橋一生さん演じる双子の弟への嫉妬心も感じられました。
もともと自分の顔だった弟に合うのは果たしてどんな気持ちなんでしょうか…。
これからもっと2人の関係が変化していく展開になりそうで気になります。
妹さんへの特別な想いも2人とも持っていると思われるので、複雑な三角関係になるのではと思っています。
遠藤憲一さん演じるキリシマ急便社長も悪そうでしたね!
霧島家の息子、娘さんも含めていろいろ抱えていそうです。
唯一、元キングオブコメディの今野さんが出演していたシーンはふふふっと笑ってしまい心が軽くなりました。
奈緒さんもいい味出していましたね。
男性目線のドラマなので正直、戸惑っています。
竜一が人を殺した事件は一体どう処理されたのか?これは今後の展開に深く絡んでくるかもしれませんね。
さあこれからこの双子の兄弟はどんな形で復讐を遂げるのか?
復讐をするためとは言え、こうも犠牲を伴わないといけないものかと、衝撃を受けました。
竜一にとっては義理の妹である美佐の存在が、復讐をする糧でもあり、唯一の希望なのかなと感じました。
源平がなぜあんなに悪い人間になったのか、という生い立ちや背景などについては語られていなかったので、今後の展開を通して、そこら辺のことも知りたいと思いました。
竜一の復讐の内容やその過程ももちろん気にりますが、登場人物の人間模様も気になります。
今後の展開が楽しみで、見逃せない作品になりそうだと思いました。
暗く重たいストーリーなので視聴には正直勇気のいる作品でしたが、視聴を始めると引き込まれていくストーリー展開です。
これからどうなっていくの?と次が気になって仕方がありません。
私以外の視聴者の方も同じような感想や評価が多いように思います。
『竜の道』今後の放送からも目が離せなくなりそうですね。
第2話のネタバレ感想とあらすじ
キリシマ急便の得意先企業の炎上騒動に乗じて、経営コンサルタントとして源平に近づこうとする竜一。しかし、ある人物に竜二との会話を聞かれ、源平への復讐計画を知られてしまう。このままでは、すべての計画が台無しに……。もはや一刻の猶予もないと悟った2人は、父・源平の強引なやり方に反発する跡取り息子の晃を利用し、次の手を打つことにする。
そんななか、竜二に会うためにホテルを訪れた竜一は、そこで偶然、上京が決まった妹の美佐と再会。美佐は竜二から知人だと紹介された竜一が、まさか死んだはずのもう一人の兄だとは知るよしもない。そんな妹の成長した姿を初めて目の当たりにした竜一は……。
その後、キリシマ急便のパーティーに参加した竜一は、竜二のアシストで晃に近づくことに成功。源平の元にも何食わぬ顔で挨拶に行くが、そこへ、兄弟の秘密を知る人物が現れて……。
引用:https://www.ktv.jp/ryu-no-michi
キリシマ急便に近づく第一歩
キリシマ急便に近づくためにまずは得意先から近づく計画の竜一と竜二。
そこで竜一こと和田がコンサルタントとしてキリシマ急便の得意先のトラブルを見事に収めて見せたのです。
トッキー・ビーンズのSNSでの炎上騒ぎをSNSを使って収めて見せたのはお見事といった具合で、見事霧島と懇意の仲の社長に気に入られることに成功します。
炎上騒ぎを収める方法でトッキー・ビーンズの社長の友人でもある社員砂川の好感を大いに買ったようでした。
そして、トッキー・ビーンズ社長から霧島源平も和田の名を聞くことになるのです。
非常に有能なコンサルタントとして伝わっていました。
霧島源平も和田という男が気になった様子でした。
2人の復讐計画がバレた?!
復讐計画を話し合っていた竜一と竜二ですが、そこをこともあろうことか砂川に立ち聞きされてしまいます。
キリシマ急便や霧島源平の名を出しているのも聞かれたようで、すぐに砂川を追う2人ですが逃げられてしまいます。
翌日になっても砂川は自宅にも帰らず会社にも出社していません。
そんな中、偶然美佐と再会した竜一。
機転を利かせた竜二は仕事でお世話になっていると和田として竜一を美佐に紹介するのです。
美佐は和田から何かしら感じ取ったようでしたが、竜一は美佐の成長に目を細めていました。
そして美佐が今後東京に住むことになったことを竜二から聞かされます。
数日後、トッキー・ビーンズの社長の紹介でキリシマ急便のパーティーに参加できた竜一。
竜二も官僚として参加していたのですが、そこに砂川が現れ…でも砂川は霧島源平に和田は素晴らしいコンサルタントだと告げます。
砂川を問い詰める竜一と竜二に対して砂川は自分を和田の会社に入れて欲しい、復讐計画は誰にも言わないと言うのです。
キリシマ急便の不祥事
砂川のことを信用したわけではない竜一は彼のスマホに追跡アプリと盗聴アプリを仕込みます。
そして数日後、不穏な動きをキャッチ。
砂川が霧島源平行きつけの店に現れ、お気に入りのホステスから何やら話し込んでいました。
そこに竜一が現れ…砂川を連れ出します。
砂川を暴行しどういうつもりかと問いただしますが、砂川は裏切ったわけではなく、霧島源平の秘密を聞き出そうとしたのだと。
キリシマ急便の不祥事のネタがあると言うのです。
キリシマ急便の不祥事の真意を確かめるべく、今度は竜二が動きます。
キリシマ急便に関する書類に目を通し、ついに徹底的な違反を発見します。
有資格者の生年月日を改ざんし、書類を捏造していたことが発覚したのです。
その捏造を和田が霧島の息子晃に報告。
章は父である霧島源平を責め立てるのですが、その結果、捏造に加担した社員は処分されてしまいます。
源平の子供たちから攻める
不祥事の一件で息子晃の信頼を勝ち取った和田は、キリシマ急便のコンサルタントになることになります。
2人の復讐計画は確実に進んでいるようでした。
しかし一枚上手だった霧島源平は息子である晃でさえ切ろうとしていたのです。
そして娘のまゆみを東大でのエリートの男とお見合いさせ、婿養子に入ってもらう計画を立てているのです。
そう、息子に跡を継がせるのではなく、娘婿を次期社長にしようとしているのでした。
そんな中、竜二は霧島源平の娘まゆみを食事に誘い出していました。
レストランで食事する2人はデートに見え、会話の内容も竜二がまゆみを口説いているようです。
まゆみとはキリシマ急便のパーティーで名刺交換をしていたのですが、その時からまゆみは竜二が気にいっているようでした。
霧島源平の息子と娘…次はそこから攻める様子の竜一と竜二。
そして信用されたわけではなさそうですが、砂川は和田の会社で働くことになったようでした。
特に砂川さんが竜一と竜二の秘密会議を聞いてしまい、逃げるシーンは見入ってしまい、震えました。一度は逃してしまいますが、捕まえ、追い詰めると、仲間に入れてほしいと言ったことには意外すぎて驚きました。
今後砂川さんも含めてキリシマ急便を追い詰めるUDコーポレーションの竜一と、国交省から追い詰める竜二の2人の復讐に期待です。
竜二が国交省の倉庫のようなところで見つけた証拠を竜一に見せ、キリシマ急便の尻尾を掴むシーンはよかったです。
遠藤憲一さんが回を増すごとにどんどん嫌な社長に見えてきて、さすがだなと思いました。
核心にどんどん迫っていく内容となり見ごたえがありました。
そして砂川に秘密を知られてしまったことで更に何が起こるかわからなくなってきた感があります。彼が本当に信用できるのかまだわからないので、緊張感ある内容になってきたなと思いました。
竜一の妹さんへの気持ちを考えるととても切なくなります。
せっかく近くにいるのに、自分が兄だといえないのは本当につらいだろうなと思います。
いつも鋭い目をしている和田さんが妹を見る目は優しく感じました。
そして霧島の娘を演じる松本まりかさんの嫌味っぽい演技が最高です。
竜二が策略のために近づくみたいなので、これからどんな関係になるのか気になります。
霧島に近づくにはまずは外堀からと上得意客のトッキービーンズに接触し、上手く不祥事を片付けた竜一。
2人で大きな声で言い合うなんて危険なことをと思ったら案の定、砂川に聴かれてしまいました。
砂川はUCコーポレーションに入社したいと言うが本心なのか心配です。
笑顔を見せながら人がいなくなると冷たい真顔になる竜二の笑顔が怖いです。
マユミと会った竜二は何を言い、どんな結果を出すのか気になります。
長男アキラが自分に従わないので、マユミに婿を迎えようと方針を変えた霧島が怖く、優しい言い方で左遷を言い渡す…このドラマは誰もが裏道です。
目標達成のためならば、どんな犠牲をも払ってしまいそうな兄弟の考えが、幸福な生活からかけ離れたところへ2人を追いやっているようで、もの悲しく映っています。
2話では、せっかく竜一と美佐の再会が叶ったというのに、素性を明かさない態度を取り続ける竜一を見ると、何とも言えない気持ちにさせられました。
美佐の方が竜一の顔を見て、通じるものを感じ取ったであろうところが、ほんの少しの救いになったような気がします。
実の息子を切って、婿養子を後継者にしようと考える源平も、なかなかの悪玉だと思います。
正論を唱える息子を追いやろうとするところには、怪しさしか感じられません。
砂川に二人の会話を聞かれた時はどうなるものかと思いましたが、味方のようで良かったです。
ですが、本当に信用していいのか…
復讐劇を見ているせいかすべてを疑いたくなりますね。笑
次回の放送でも何かしら展開があるのだろうと楽しみにしています。
第3話のネタバレ感想とあらすじ
源平(遠藤憲一)の息子である晃(細田善彦)の信頼を勝ち取り、計画通りキリシマ急便の経営コンサルタントの座についた竜一(玉木宏)。一方の竜二(高橋一生)は、源平が娘のまゆみ(松本まりか)の婿養子として、有力政治家を父に持つ同じ国交省の三栗谷仁志(尾上寛之)を迎え入れ、晃に代わる後継者にしようとしていることを知り、まゆみへ積極的にアプローチをかけ始める。
そんな中、竜二は大臣が絡む重要なプレゼン案件を任される。復讐のために出世を狙う竜二は精力的に取り組むが、なぜか不可解なトラブルが続発。そんな竜二の元を三栗谷が訪ねてきて…。
一方、美佐(松本穂香)は、SNS上での生徒のトラブルについて相談するため、和田猛(竜一)の会社を訪れる。
引用:https://www.ktv.jp/ryu-no-michi
デートする竜二
竜二は霧島源平の一人娘まゆみとレストランで食事をしながらあからさまに口説いていました。
が、まゆみは自信を陥れるような振る舞いばかり…
それを指摘する竜二にまゆみは気のない返事。
和田として社長を務める竜一は会社の取材中にジャーナリストに顔写真を撮られ怒ります。
写真を撮られたことに怒るわけですが、利用できると判断した時は利用すると考えているようです。
竜二は霧島源平の娘まゆみを口説き落とすと宣言。
しかし、父親である霧島源平が竜二と同じ国交省の三栗谷をまゆみの婿にと考えているとのことでした。
せっかく和田の会社がキリシマ急便のコンサル契約を得たのに、息子晃が失脚することは避けたい竜一と竜二。
ライバルから宣戦布告
そんな中、竜二は仕事で大事なプレゼンを任される機会が訪れます。
成功すれば出世が約束されているというものでした。
竜一は凛子を使い三栗谷本人と野党大物幹部である父親の秘密を探らせていました。
何か見つかるはずと踏んでいるようでした。
そしてまゆみの婚約者となった三栗谷に宣戦布告を受ける竜二。
負ける気はさらさらないようですが、まゆみは三栗谷に傾いているようです。
竜二の連絡には出ず、敗色が強くなっていました。
竜一たちの妹美佐は学校で生徒たちのSNS問題に直面。
専門家である和田に話を聞きに会社へ訪れます。
竜一は色々と美佐にアドバイスしますが、それは兄の顔そのものでした。
竜一と竜二の勝利!
竜二は大事な連絡がわざと行き渡らないようにされていたりと、三栗谷に仕事の邪魔をされていました。
三栗谷は大事なプレゼンが失敗し、竜二が失脚することが狙いのようでしたが…
竜二にもそれがわかっていたようです。
竜一はというと三栗谷とその父親の秘密を探りつつ、晃の紹介で霧島源平に会いに訪れたりと復讐の時に近づいているようで…
まだ霧島源平にはバレてはいない様子です。
竜一は晃の信頼を得るために更に近づこうとします。
そして竜二の大切なプレゼンの日。
最後の最後まで三栗谷の姑息な手段によって邪魔されますが…
三栗谷が大事な資料をすり替えたりする様子を隠し撮りしていた竜一。
それを三栗谷の見ている前で皆に披露し、反撃です。
父親の不祥事も同時にスクープされ、三栗谷の親子あえなく失脚。
霧島源平にもあっさりと切られます。
色々バレた…か?
実はプレゼンの前の週末の夜、まゆみを送って行った際に竜二は霧島源平と対面していました。
そして名刺を渡しあいさつしますが、昔のことは忘れている様子の霧島源平は竜二の素性には気づきません。
無事にプレゼンが成功し出世が確実となった竜一。
三栗谷が失脚したこともありまゆみは竜二に興味を示します。
そんな状況でまゆみは竜二が美佐と歩いている姿を目撃し、後を付けます。
美佐と竜二が飲食店に入ったところでまゆみが姿を見せ、戸惑いながらも竜二はお互いを紹介します。
美佐が妹であることに納得したまゆみでしたが、美佐のカバンについているキリンのマスコットに注目…「うちの昔のグッズよね」と。
それは昔のキリシマ急便のグッズだったのですが、美佐は覚えていなかったようです。
竜一の写真を撮影し怒られたジャーナリストは居酒屋で和田の写真を見るなり別の名前を言う男に遭遇。
それは竜一が和田を名乗る前を知る男だったのです。
また、婚約者の仕掛けた罠が竜二に襲いかかりましたが、まさかの竜二の攻撃には驚きました。
婚約者は見事につぶれましたが、霧島を次にどうやって向かっていくのか気になります。
SNSの件での兄弟とのやり取りはなんだか見ていて、ホッとしました。
そして最後に、ジャーナリストが持っていた写真から、過去がバレたと心配になってしまいました。きっと、そのことが関係して竜一に襲いかかることは何なのかと考えてしまいます。
竜二は妹のことを妹以上に思っているのか、もしくは竜一もそうなのではないかと予想します。
2人が絡み合う姿があり、そのシーンが良かったです。
自分の為に政治家を父に持つ三栗谷と、娘のマリカとの政略結婚を平然とする霧島や、それに動じないマリカの心の闇を感じ、政略結婚をした母親も含め、可愛そうな家族だと感じました。
三栗谷は、マリカと付き合っている竜二を出し抜くため、色々と細工しますが、竜二は、そんなピンチを上手に切り抜け、仕事を成功させます。
その細工にドキドキハラハラしましたが、流石出来る男はカッコいいです。
最後の仕上げで父親の不正を暴き政治生命をなくした方法は又素晴らしいと、思いました。
斎藤和成を知る男、ジャーナリスト、霧島急便のマスコットなど、いろいなピースの出現で、二人の身元や計画が明るみに出そうで、次回のストーリーが楽しみです。
三栗谷という人間がかなり悪いやつだなと思っていたので最後の最後でちゃんと地に落ちてくれてよかったです。
大臣絡みのプレゼン案件をすることになって資料が白紙の状態にされた場面ではちょっとハラハラしましたが、竜二はすごいですね。
完全に暗記して滑らかなプレゼンができるわけですからとてもかっこよかったです。
やっぱり竜二は有能で見ていると仕事がすごくできることがわかります。
竜一が信頼しているというのもわかる気がします。
早く復讐を達成して欲しいです。
わがままでいつもイライラしているようなお嬢様。
母親を女中のように扱い、父親も経済力知名度を利用できる人としか思っていないように見えます。
誰との触れ合いも求めない姿に、逆に彼女の痛烈な孤独を感じます。
今回から登場した記者落合モトキ。和田になる前の竜一を知る人物と偶然出会い、今後の動きが気になります。
竜一に生徒のSNSの使い方でアドバイスを受けたいとやってきた妹、美佐。
両親は事故で亡くなったと言われ、つらかったですねという竜一に、「誰にでも起こりえること。どんな人生でも自分がどう生きるかだから」と答えた彼女の強さに感動しました。
今後竜二をめぐり、まゆみとの関係が複雑になりそうです。
復讐がどう進むかも含めますます今後が気になります。
復讐のためにあの手この手を使ってキリシマ急便の内部に入り込もうとする兄弟の苦闘を軸に、周囲の危うい人間関係の描写や予想外のアクシデントによる計画破綻の危機など、ドラマのスパイスとなる様々な仕掛けがディテールに巧みに施されたストーリー展開が見事で、ラストシーンまで見入ってしまいました。
そうした独特のダークで濃密なドラマ空間の中で、今回の第3話でも出演俳優陣全員が適切な好演を見せてくれたと思いますが、中でも竜二に扮した高橋一生の、出演した各シーンを彩る、時に熱く時にクールな演技が素晴らしかったと思います。
更に、キリシマ急便令嬢・まゆみに扮した松本まりかの屈折しきった感情がにじみ出てくるような演技も非常に印象に残りました。
竜二を演じている高橋一生さんならではの、紳士的な話し方や表情がとてもステキです。
まゆみ役を演じている松本まりかさんの傲慢な令嬢っぷりも、彼女のイメージにとても合っていると思います。
まゆみとの政略結婚で自分の出世を夢見る三栗谷も、下心アリアリの怪しい感じがとてもよく出ていると思いました。
竜二に、正々堂々とまゆみを取りあおう、と宣言しておきながら、何度も姑息な手段を使って竜二を追い込もうとするいやらしさが、三栗谷の嫌らしさを倍増させていました。
尾上寛之が汚い悪役に徹しているところがとてもいいと思います。
妹の美佐を見る眼差しが、それぞれ微妙なニュアンスを含んでいて、ドキドキしますね。
竜一は裏の世界で暗躍し、名を変え、顔を変え、職を変えで凄い執念だと思います。
今回は所属していた組を抜け金を持ち逃げし会社設立して戻ってくるという形でキリシマ急便のコンサルタントとしてうまくやろうとしていますが源平の息子の晃を上手く懐柔できてるなと思います。真っ直ぐな彼の心はきっと操りやすく簡単だろうなと。
竜二は竜二で娘のまゆみの心を掴む為に近づき、今回ライバルのお見合い相手の三栗谷にも打ち勝ちました。
思ったより汚い男で竜二の仕事の妨害をしてきましたが、たたきのめしてくれてスッキリしました。
ただラストの、竜一の前の組の男と竜一に取材要望している経済記者、沖との接触は非常に危険で今後二人の計画がバレそうでハラハラして楽しみです。
まゆみは美人だけど悪女なんです。
竜二とまゆみのレストランのシーン、お嬢様のやりたい放題が観ていてイライラします。
それでも竜二は目的の為に紳士にふるまうんです。
まゆみを家まで送った時に源平に会ってしまい、名刺を出して自己紹介をする場面があるんです。
養父母が自殺してしまうというあれだけ大きな事件があれば、名前を見たら思い出すかとハラハラしていましたが、全然思い出さないのは驚きました。
源平、完璧な悪人です。
親が決めたまゆみの婚約者の嫌がらせも見事兄弟の力で乗り切り、まゆみにやきもちまで焼かせてしまうんですからお見事です。
今回は兄弟の肩もみシーンほっこりしました。
今後が楽しみです。
今回は竜二が特にかっこ良かったです。
三栗谷の嫌がらせを受け白紙の資料を見た瞬間はヤバいと思いましたが、プレゼンを成功させたのはさすが!といった感じ。
あんなデキる男がいたら惚れますね。笑
とうとう復讐計画が美佐にバレるのか…次回ドキドキしますね!
第4話のネタバレ感想とあらすじ
ネット通信販売大手のエニイウェイズとの契約を勝ち取るため、無謀な業務拡大を加速する源平(遠藤憲一)。竜一(玉木宏)はそんな源平に対して反発を強める息子の晃(細田善彦)に、クーデターを起こすようけしかける。そんな中、経済記者の沖(落合モトキ)が、UDコーポレーションを訪ねてくる。
一方、まゆみ(松本まりか)からホームパーティーに招待された美佐(松本穂香)は、竜二(高橋一生)がまゆみとの結婚を望んでいることを知る。ごう慢なまゆみの態度に戸惑いながらも美佐は、「私は妹にはならない」と、竜二と血のつながりがないことを告白。すると、まゆみの顔からみるみる笑顔が消えて…。
両親の形見の人形がキリシマ急便のグッズだったこと、そして霧島家の娘であるまゆみと竜二の不自然な関係に疑問を感じた美佐は、過去を知ろうと動き出す。そんななか、美佐の身に不審な男たちの魔の手が迫る。
引用:https://www.ktv.jp/ryu-no-michi
キリシマ急便事業拡大と和田の過去
キリシマ急便は業界最大手の通販会社との取引のがうまくいきそうで、さらに大きな会社になるかもしれないと。
しかし源平の息子はその契約には無理があると訴えています。
コンサルタントの和田は晃に社長の失脚しかないのでは?と助言。
自分の理想の会社にするには根本から変える必要があると言うのです。
和田には前回から沖というフリーライターが付きまとっていました。
UDコーポレーションの記事を書きたいといいつつ、和田の事を探っていました。
和田が過去に斎藤と違う名を名乗っていて、10億円を奪った可能性を知ったのです。
沖が過去に感づいているとは知らない和田は取材を受けますが、まだ気を許してはいないようです。
そして、竜一と竜二の復讐を知っている砂川は凛子にもその話をしてはどうかと和田に持ち掛けます。
もちろん和田はそのことは口にするなと叱責。
その様子を凛子は疑わしく思っているいる様子です。
まゆみの嫌がらせ
まゆみのパーティに招待されやってきた美佐。
そこには竜二の姿もあり、美佐を見て驚きます。
まゆみは美佐に対し、妹になるかもしれないからもっと身なりにも気を遣えといったことを言いますが、美佐は竜二とは血がつながらないからと話します。
竜二と美佐が他人だと知ったまゆみは2人の様子を憎らし気に見ていました。
後日、小学校の写生会を行っていた美佐のもとにホスト風の男性2人が美佐の名を連呼し絡みに来ます。
学校に注意を受ける美佐ですが、美佐には見覚えのない2人組だったのです。
そして、その日だけでなく学校帰りを待ち伏せされた美佐。
2人をホストクラブのHPから探し出し、そのホストクラブを訪れます。
店へ向かおうとした美佐は自分に付きまとうホストと一緒にまゆみがいるのを目撃。
ホストに見つかった美佐はまゆみに話をしたいと持ち掛けます。
美佐は男たちの付きまといをまゆみがやらせているなら止めさせて欲しいと頼み、なぜ兄があなたと付き合っているのかわからないと言い切ります。
まゆみは言い寄ってくる男の中で一番ましだから竜二と付き合っているだけとのこt。
両親の死の真相を知った美佐
美佐はまゆみと会った翌日、両親亡きあと引き取ってくれた家を訪ねます。
そこで初めて両親がキリシマ急便に騙され自殺した事実を知るのです。
美佐は両親は事故で亡くなったと聞かされていたので、自殺していたことすら初耳でした。
事実を知った美佐はそれを和田に話にいきます。
そして、なぜキリシマ急便の社長の娘であるまゆみと竜二が付き合っているのか…
それについて何か知らないかと聞きに来たのです。
美佐は竜二が何か企んでいるのでは?と心配だと言います。
和田は親のしたことは子供には関係ない。ロミオとジュリエットの例もあるとはぐらかします。
美佐は初めて知った両親の過去に驚き、悲しみを感じていました。
そんな美佐にまゆみにはもう関わらない方がいいと助言しますが…
まゆみはそれには頷かず、周りを気にするそぶりを見せ帰っていきました。
愛なんかいらない
美佐がホストたちに襲われそうになっているところを間一髪で竜一が助け、そのことを竜二に報告。
しばらくは竜一が美佐を見張ることになりました。
竜一に痛い目にあわされたホストたちはもうまゆみに協力はできないと言い、まゆみは違う男たちにお金で協力させます。
そしてまゆみから呼び出された美佐が車に連れ込まれるのを竜一は目撃!
再びピンチの美佐ですが、まゆみに姿を見られたくない竜一はやくざの曽根村の力を借り、自分の顔は出さずに救出。
美佐の前には和田として姿を見せ、あの女に関わるなと言っただろうとタクシーに美佐を乗せます。
美佐はナゼ和田が現れたのか不思議に思っていました。
日常が戻った美佐ですが、やはり和田があの場にいたことが気になっているようです。
そして、竜二はまゆみに会いに行き…
美佐のことで怒られると思ったまゆみですが、抱きしめられ戸惑います。
作戦なのかもしくはまゆみを本当に不憫に思ったのか…
しかし、まゆみは涙を流しながらも「愛なんかいらない」と。
同じころ、源平は竜二を部下に調べさせ、晃は父親を追い出すと和田に宣言していました。
とはいえ、双子の兄弟の顔は、いつも晴れやかではありません。
人を憎むということは、同時に自分自身も不幸な状態に追い込まれていくのだろうか、と考えながら観ています。
何も知らなかった美佐までもが、キリシマ急便と両親の間の真相を知ってしまったことで、彼女もとうとう復讐の渦に巻き込まれてしまうようで、不安な気持ちが膨らんできます。
危ない橋ばかり渡り、身の危険に晒されながらギリギリのところで目標を目指す竜一と竜二がどうなってしまうのか、ハラハラしつつ見守るところが、このドラマの醍醐味といったところです。
兄弟が守りたい大切な存在は、なんと言っても美佐ですね。
顔は全く癒しではないのですが、社長の部屋で悠長に料理をしているシーンなどが好きです。
普通は職場で料理しませんよね。
このドラマは、腹の探り合いのような人間関係ばかりですが、砂川は今のところ唯一和田が心を許せる存在だと思います。
とはいっても、重要な部分を砂川は知らないのですが、それでも遠山よりは信頼できそうです。
遠山は和田と砂川の関係に嫉妬しているようですが、優秀な遠山が和田に牙をむくことがないか若干心配です。
あと、今回は竜一がお世話になっている会長に息子がいるという新事実が判明しました。
息子の存在が今後のストーリーに大きく関わってくるかと今から楽しみにしています。
まゆみが愛を信じないのは、育った環境のようですが、本当は愛されたいのです。
だから、兄に大事にされている美佐に嫉妬したのです。
やり方はひどすぎでしたが、少しかわいそうでした。竜一が美佐をとても大切に思っていることが、回を重ねるごとに痛いほど伝わってきます。
美佐を見つめる目が辛そうです。
竜二が兄として美佐に接するのを、竜一がよく思っていないのは当然だと思います。
竜二は、美佐を巻き込まないようにしてほしかったです。
とうとう、美佐は、自分の両親の自殺の真相を知ってしまいました。
美佐の言動が、復習に影響してくるのではと心配です。
私は、源平の会社に対する熱い思いが伝わりました。
源平の息子・晃は、源平の経営方針が気に入らないようでした。
私は、晃は会社を安定させるための改善策を考えていると思います。
今後、晃がキリシマ急便の未来を背負うと思いますので、晃の発言が気になります。
美佐が課外授業をしていた時に、二人の男性たちが授業を妨害しました。
とても危険な状況だと思いましたが、美佐は冷静に対処していたと思います。
まゆみの策略によって美佐の生活状況が悪化してしまいましたが、困ったことがあったらすぐに竜一と竜二に相談してほしいと思いました。
今回は、まゆみと竜二の心の距離感が少し縮まったように感じました。
今回から妹の美佐が巻き込まれてしまうようになった。竜二と交際している源平の娘のまゆみは、美佐と竜二の関係柄が気に入らなく、美佐を何度も襲ったのです。
女の嫉妬は怖いと感じ、それを裏から助けたのは竜一(和田)であり、兄弟愛を感じました。
しかし、美佐は和田のことを兄だと知らないところが切ないなと思いました。
また、美佐が親の本当の死因を知ってしい美佐が竜一を心配だと思い和田の元に相談しにくるシーンが、一番心に残りました。
そして、二人の会話を見ていると可哀想で胸が痛くなり、涙がでてきました。
竜一と竜二の計画、加えて過去がばれないことを願っています。
このドラマは家族の絆の強さを感じたい人にオススメしたい。
美佐の存在が、竜一の源平に対する復讐を阻む原因の一つになりそうで、少し心配です。
源平の娘である、まゆみが、美佐に、あそこまでひどいことをするとは思いませんでした。
でも、まゆみにも、美佐とは違った、心のつらさがあるんだろうなと感じました。
今回の話で、まゆみは、心から悪い人間ではないことが分かり、まゆみの本当の姿を垣間見たような気がしました。
竜二が、まゆみに近づくのは、源平に対する復讐のためではありますが、竜二のまゆみに対する声かけから、まゆみの本質を見抜いているような描写があり、これから、竜二によって、まゆみの心が、少しでも救われてくれるといいなと思いました。
まゆみの弱い所をついて取り入っていく竜二は、本当にまゆみを好きになってしまいそうで心配。
竜一は、未だにヤクザと繋がりがあることが、とても気になるところです。
竜一と、竜二がミサをめぐってケンカになりそうなのと、霧島が竜二を調べて身元がばれてしまいそうでハラハラしました。
また、まゆみが美佐に対して嫌がらせをする場面では、本当に不快感を覚えるほどまゆみ役の松本まりかさんがとても役にはまっているなと思いました。
一方で、まゆみに対して嫌がらせをされながらも、まゆみに対して怯むことなく堂々と向き合い誘拐された場所から逃げる場面では、まゆみに手を差し伸べて連れ出してあげるという行為も凄く感心しました。
自分の立場に置き換えてきたときに、決してその様な態度はとれないと思ったので、とても芯のある強い女性だと思いました。
竜二がまゆみを抱きしめたのは本心だったのか…気になるところ。
確かにまゆみもかわいそうな女だなと思いますが、ちょっと歪み過ぎなような気もします。
そして美佐が今後どう動くのか、竜一たちの復讐に気が付くのか…
気になることがいっぱいで、今後の展開が楽しみです。
第5話のネタバレ感想とあらすじ
美佐が両親の自殺の原因を知ってしまった。まゆみに近づいたのは、キリシマ急便への復讐が目的なのではないか? 美佐に問い詰められた竜二は何とかその場をやり過ごすが、一方で、美佐が密かに竜一を頼りにしていることに気づき、胸のざわつきを覚える。
それからしばらくして、竜二は視察という名目でキリシマ急便へ。国交省での自分の立場を示すことで、源平にプレッシャーをかけようとする竜二に対し、源平は思わぬ反撃材料で窮地に追い込んでいき…。
一方、竜一は、晃を使って源平を追い出すクーデター計画を進めていくが、自分の復讐計画が美佐や周りの人間を巻き込んでいくことに内心苦しんでいた。さらに、憎しみに耐えながら源平と良好な関係を築こうとする竜二を気の毒に思い、竜二に対して「ある提案」を持ちかける。
引用:https://www.ktv.jp/ryu-no-michi
憎しみは憎しみを生む
竜一はコンサルタント和田として、源平の息子・晃を使ってクーデターを起こそうとしていました。
その為に各取締役の秘密を探り脅すことで、自分の味方に付けるというやり方を晃に課すのです。
まず初めに脅すターゲットとして竜一が指示したのは小田島という社長腹心の部下。
晃には思うところがあるようですが、竜一の指示に従うようです。
そして、竜一は凛子に砂川と共に小田島の秘密を探らせます。
凛子は和田の動向に不審を抱いているようですが、隠し事があることを悲しんでいるように見えます。
その頃、ライターの沖は斉藤という男のことを調べる過程で、斉藤が死に関わったかもしれない大野木という男の息子に接触していました。
父親が亡くなったのは息子が小学生の頃で、死因は心臓発作だったものの薬が遠くに落ちていたことを聞かされます。
そして、自宅から男性が出てくるのを見たと息子は証言。
和田の写真を見せ、この男かと確認する沖に息子は「この人だった」と。
そして、息子に写真の人が斎藤かはわからないが、斎藤は大野木さんが亡くなった後行方不明になっていると告げます。
大野木の息子は金に群がっていた父親も含め、斎藤のことも憎んでいました。
美佐の不信感
作戦の続きなのか、竜二はまゆみを食事に誘っていました。
まゆみは迷惑そうなかんじではありますが、強引な竜二に心動かされている様子。
そんな中、竜二は美佐にも呼び出されます。
両親の死の真相を知ったことを離した上で、まゆみと付き合っているのは復讐なのでは?と疑っています。
また、和田もその復讐に協力しているのではないかと言います。
和田は自分を付けていたと、不信感をあらわにします。
竜一の指示で小田島の事を探る砂川と凛子。
無事に小田島の弱みを握ることに成功していました。
美佐に言われたことで心に引っかかりを感じながら、まゆみと食事をする竜二。
食事中にまゆみから美佐と血のつながりがないのはなぜかと聞かれます。
答えたくないそぶりを見せますが、まゆみの強引さに勝てず自分の出生を話して聞かせます。
内心まゆみは竜二との食事を楽しんでいるようで、次回の約束も取り付けます。
源平に素性がバレた!
晃は小田島の秘密を突きつけ、自分の味方に付けと脅します。
小田島の秘密はトラックにかけてある保険の保険会社から、保険を継続する見返りに現金を受け取っていたというもの。
その不正に得た金は難病の次女の治療費の当てられていたのですが、そのことを知った晃は同情から小田島を脅すことを躊躇。
和田からはいちいち気にしていたらクーデターなんてできないと言われますが…。
和田は自分の周りを嗅ぎまわるライターの沖を黙らせるために曽根村の力を借りることに。
曽根村の力で裏社会に斉藤はやくざに殺されたという噂を流してもらいました。
それが沖の耳に入るようにしてもらったのです。
霧島は娘の恋人である竜二の素性を調査させていました。
ついに竜二が自分が乗っ取りをし自殺した夫婦の息子だとバレてしまいます。
そうとは知らずにキリシマ急便に視察に入り、源平に会う竜二。
そこで竜二の過去を調べたことを聞かされます。
咄嗟な事態に竜二は「強い側に行きたい」と源平に取り入る発言を。
源平はそんな竜二が気に入った様子です。
竜一の過去
竜一に源平に素性がバレたと報告する竜二。
とにかく会おうとする竜一ですが、待ち伏せしていた美佐に捕まります。
兄を止めて欲しい、兄を危険な目に合わせないで欲しいと懇願されます。
その後、話し合うために落ち合った竜一と竜二。
竜一は自分は人殺しなんだと。だから復讐が終わった後もまっとうには生きれないと。
だから、竜二は復讐計画から外れろと言い出します。
美佐と2人で幸せになって欲しいと。
爆弾発言をした竜一は密会場所の部屋を後にします。
竜一の過去を知り立ち尽くす竜二…
竜一のもとには晃から小田島を味方につけましたと報告が。
しかし、晃は不本意な様子で、竜一もどこか疲れた顔を。
しばらく考え込んでいた竜二ですが、竜一の後を追いかけます。
「それでも俺はお前と一緒に行くぞ。お前と俺は2人で1つだろ。」と言い、竜二が竜一を抱きしまえます。
涙を流しながら抱き合う竜一と竜二…復讐を改めて決意したようです。
竜二の話も聞くようになったし、美佐を傷つけてしまったのを気にしてどうしてるなんて聞いたり。
もう会わないなんて言っていたけど、食事しながら、今度行くなら美味しいワインのお店知ってるなんて、遠まわしに竜二のこと誘って、顔は無表情だったけど、心の中はウキウキだったんじゃないかな。スマホをニヤニヤして見ていましたしね。
そして源平についに竜二の素性がバレてなんとかごまかしたって言ってたけど、バレた時の言い分は考えていたんでしょうね。
変に誤魔化したりしないで、最初は恨んでたって認めた上で、でも今は強い方に行きたいってあなたの仲間になりたいって言ったのはさすがでした。
復讐を辞めた方が、きっと幸せに暮らせるはずなのに、もう辞めることができないまでになっていると感じる竜一の切なさが伝わってきました。
また、今回で復讐のために周りを巻き込んでいるのを竜一と竜二の2人ともが、胸を痛めているのがとても分かる回でした。
辛いだろうけど、どうしようもすることができないと見ていて、とてももどかしさを感じました。
そして、最後に竜二が竜一にそれでもついていく2人はいつも一緒と言ったシーンも良かったです。一人で寂しい竜一を抱きしめる竜二がこの兄弟の絆を感じることができ、とても良いシーンでした。
今回の放送は、兄弟の復讐計画が、様々なところで発生するアクシデントやトラブルによって破綻の危機を迎えるが、それを機転と度胸によって回避するといったシーンの連続で、この作品独特のスリリングなストーリー展開の妙が本当に楽しめました。
また、各シーンに浮かび上がる、登場人物の思いや心のひだの描写や表現も丁寧で奥行きを感じさせるものであり、ハードボイルドなクライムサスペンスとしても重厚なヒューマンドラマとしても楽しめる、非常に良質な作品に仕上がっていたと思います。
そうしたドラマ空間の中で出演者全員が演出の意図を良く理解した好演を見せてくれたと思いますが、中でも、竜二や美佐への愛情から計画遂行に苦悩する竜一に扮した玉木宏の、陰影と重みを感じさせる演技が非常に印象に残っています。
また、源平に竜二の正体がバレてしまったが、何とかやり過ごしたところを見て、竜二の言葉のセンスは素晴らしいと感じました。
そして、美佐に兄弟の復讐をなんとなく勘付かれてしまい、和田(竜一)が責められているシーンを見て、涙が出ました。
本当は美佐の兄だけれども、自分を殺して他人を演じなければいけない竜一のことを考えると涙が止まらず、加えて、竜一は人殺しだということを竜二に打ち明けました。
二人が泣きながら抱き合う最後のシーンを見て、二人の絆を改めて感じることができ、視聴者として、竜一、竜二、そして美佐が幸せな日々を送れるよう願いたいです。
両親の敵討ちとはいえ、そのために2人の兄弟の幸せな生活を犠牲にしていることは否めません。
さらに、そこに妹の美佐が加わりそうな流れを見せていることで、より不安な気持ちが高まります。敵である源平の息子 晃と娘 まゆみに接触している竜一と竜二ですが、彼らが復讐劇のコマを進めるたびに、不幸の渦に足を踏み入れているようなイメージが伝わってきてしまいます。
家族の中で、家政婦のようにしか扱われていない芙有子の存在も、気になっています。
夫に何も言わない女性ですが、何かを秘めているように思えてなりません。
竜一(玉木宏さん)の素性も、経済記者の沖(落合モトキさん)により解明されていきます。
二人の源平への復讐を疑う美佐(松本穂香さん)の様子に、二人は悩み始めます。
人間が人間に行う復讐という非合法行為が、簡単には成立しないと認識する今話でした。
竜一がお金を奪うために見殺しにした男の子どもに、見殺しの相手が竜一の可能性が高い旨を、沖が伝えましたから、竜一が子どもに復讐されるストーリーも予想します。
UDコーポ―レーションの業務を支える凛子(奈緒さん)も、竜一の行動に疑念を抱いているように感じられました。
源平への復讐は協力する者がいるから進行しているわけで、危険な綱渡りです。
2人とも悪い人になり切れていなくて、本当はきっといい人たちなのに…と思うと切ないです。
竜一の言う通り、何もかも忘れて幸せになれる道もあるだろうに…とも思います。
でも竜一は過去の自分の罪でかなり苦しんでいますよね。
また、まゆみさんの竜二への想いが高まっていく過程もなんともいえません。
竜二としてはキリシマ急便に近づくためのツールでしかないかもしれませんが、まゆみさんは純粋に好きになっていそうなのが切ないです。
そして竜一を責める妹の美佐とのシーンは見ていて悲しいですね。
美佐さんが何もかも知ってしまったらどんな気持ちになるんでしょう…。
竜一の過去を探っている記者の存在もまだ不気味です。
霧島家のドロドロしたところも気になります。
まゆみは少し心を開いて来ているので竜二の裏切り?を知ったら前より悪いオンナになりそう。
竜一の過去を調べていた記者は殺害された男の息子に会ったりしていたけど、小学生なのであまり突っ込まないであげてと感じます。
もちろん、父親が殺害されているので真相は気になるでしょうけれど、いたずらに教えて復讐心を煽るようなことになるのはどうかと思います。
裏社会で竜一が名乗っていた斎藤は裏社会の親分?の力を使って殺されたと噂を流したのでもう調べられることがないかな。
途中、竜一が竜二に計画を外れるように言ったけど、ラストでやはり二人で一つと言っていたので感動しつつもハッピーエンドは難しいのかなと感じました。
今回は最後の2人が抱き合うシーンに涙でした!
男の人の涙って心をグッとつかまれる感じで感動します。
もう復讐なんてやめて、2人とも好きなように生きて幸せになりなよって言いたくなります。
復讐からは幸せは生まれない…と改めて思いました。
第6話のネタバレ感想とあらすじ
晃が取締役の半数以上を味方につけ、源平追放に向けたカウントダウンが始まる。一方、夫と息子の関係悪化に胸を痛める芙有子は、2人の仲を取りもとうと源平に歩み寄るが、結婚当初からある想いを抱えていた源平は、芙有子の話を聞こうともせず、怒りを爆発させる。ところがその矢先、芙有子が突然病に倒れ、源平は激しく動揺する。
竜二と真剣に付き合うことを決めたまゆみは、美佐との親交を深め、さらに、ひょんなことから竜一と竜二、晃を含めた5人で食事をすることに。その席で、竜二が復讐のためにまゆみに近づこうとしているのではと疑う美佐を前に、竜一と竜二は「ある作戦」に出る。しかし、会話は思わぬ方向に進んでいき…。
そのころ源平は、芙有子の傍らで完全に精気を失っていた。竜一は今がチャンスとばかりに取締役会を決行するが、当日、思わぬ事態が起きる!
https://www.ktv.jp/ryu-no-michi/story/06.html
源平と芙有子
竜一が人を殺していたと聞いた竜二は「もう殺すなよ」と。
そして、改めて復讐計画を進める2人…
源平は妻に息子である晃の話を聞いてやって欲しいと進言。
気に入らない源平は2人の結婚がお金の為の製酪結婚であったことを持ち出し、妻の芙有子を罵ります。
芙有子としては源平と向き合いたかったと、しかし聞く耳を持たない源平。
竜二ときちんと向き合うと決めたまゆみは美佐のもとを訪れ、「ちゃんと付き合っているから」と。
そんなまゆみに美佐は食事に誘います。
「謝りたいんでしょ?」と素直になれないまゆみの心中を察しているようでした。
その頃、芙有子は源平と再び向き合おうとしていました。
しかし、源平の前で芙有子が突然倒れ…
芙有子は急性心筋梗塞で意識不明の状態に。
意外なことに源平は妻が倒れたことで憔悴しているようでした。
5人での食事会
源平の妻が倒れたことをチャンスだと言う竜一。
しかし、竜二はそんな簡単には割り切れないようです。
そんな中、霧島家で竜一と竜二が顔を合わせることに。
そこにはまゆみとお見舞いに行ったという美佐の姿もありました。
竜一の提案で霧島兄弟と5人で食事をすることになり、話の流れで竜二の双子の兄の話になります。
そして、竜二の両親がキリシマ急便に会社を潰された過去もまゆみと晃に話して聞かせるといった思い切った行動に出ます。
まゆみは竜二の過去に驚きを隠せない様子ですが、改めて竜二のことを信用したようでした。
また美佐の竜一への想いにも気づいたようで、美佐も竜一が初恋であることをまゆみには打ち明けます。
和田と美佐は霧島家から一緒に帰るのですが、そこで美佐が「やはり似てる」と。
竜一と和田が似てると言われ、複雑な表情の竜一でした。
晃の心変わり
霧島源平を社長のイスから引きずり落とす計画の竜一と竜二。
それには晃の協力が不可欠です。
しかし、晃はまだ迷いがあるようで…
そんな晃の気持ちを見透かすかのように、弱みを掴み味方としていた取締役たちの中に裏切り者が出そうでした。
裏切り者をあぶり出す為に和田と竜二が反発しているように見せる芝居を打ちます。
2人の思惑通りに密告者・二見が現れますが、竜二はそれを竜一に隠し、自分で処理を…二見は違法カジノで逮捕されます。
それは竜一にもう二度と人殺しをさせないためでした。
とうとう取締役会の当日。
霧島源平最後の日になる予定でした。
その朝、源平の妻・芙有子が意識を取り戻し、晃は母親たっての願いを聞かされます。
協力し合って会社を盛り立てて欲しいと言うのが母の願いでした。
それは源平に宛てた手紙に書かれていました。
作戦失敗…
取締役会が始まり、そこにはもちろん和田の姿も。
晃による源平の解任動議を待っていましたが、なかなか晃は解任動議は行わず…
そこに源平の携帯にまゆみから連絡が入り、芙有子が亡くなったと。
放心状態の源平。
晃は結局解任動議をせず、心変わりしたことを和田は知ります。
そう、竜一と竜二の作戦は晃の心変わりによって失敗に終わったのです。
芙有子からの手紙を読み、なぜか通夜の時間にホステスを抱き寄せ悲し気な表情を浮かべる源平。
母親の死を悲しみ竜二に弱みを吐くまゆみ。
そして、源平に反旗を翻すのを止めた晃。
源平は晃や取締役たちの裏切り行為を今回だけ許すとのこと。
キリシマ急便のドライバーがまた過労死したということで、それをチャンスと言う竜一に思うところのある様子の竜二。
ドライバーの過労死は竜二がもみ消し、それを源平に報告。
ここにきて、兄弟がすれ違いを見せていました。
霧島さんもあんなに雑な扱いをしていたのに、倒れたという時になってあんなに取り乱すなんて皮肉なものだなと思いました。
亡くなるとわかって初めて大切なものに気づくんですね。
霧島家で食卓を囲んで思い切って霧島家のせいで両親を殺された過去を告白するとはなかなか思い切った戦略でしたね。
同時に美佐の竜一さんへの想いが発覚し、2人とも複雑な気持ちだったんだろうなと思います。
心のどこかでお互いの嫉妬心がくすぶっているように感じます。
初回でのお互い殴りあうシーンがやはりどこかにつながってくると思うので、こういう細かい積み重ねから気持ちがすれ違ってしまうんじゃないかなと予想しています。
遠山凛子も、不気味な雰囲気で、怖さや不気味さをもちあわせています。
竜二が、竜一が人を殺したりしないようにと嘘をついたりする所は、悲しさや虚しさがありました。
こんな風に、竜一と竜二や美佐が離れ離れになってしまったのは、霧島源平のせいなのですが、霧島源平を見るとただ出世や成功したかっただけなのですよね。
それがまた、視聴者を苦しませますね。
源平のことは大嫌いなのですが、なぜか全てを憎むことは出来ません。
源平が、妻のお通夜の日だというのに、キャバクラに行って、若い女性と抱き合っているシーンでの、源平さんの顔がとてつもなく寂しそうな顔をしていました。
まゆみが泣いているシーンも、違う意味で怖かったです。
今回の放送は芙有子の突然の死など、ストーリーに大きな進展があり、そのスリリングかつダイナミックな展開の中で描かれる、キリシマ急便内部に深く浸透し、復讐のために時に熱く時にクールに動き回る兄弟の姿が非常に魅力的でした。
そして、そうした起伏に富んだストーリー展開だけでなく、各シーンにおける演出、特に登場人物の心理描写が非常に丁寧で、そこに錯綜する複雑な思いや心のひだのようなものが的確に表現されており、復讐を軸にしたサスペンスアクションとしても、屈折した思いを抱えながら生きる人々の光と影を描くヒューマンストーリーとしても楽しめる、非常に優秀なエンターテインメント作品に仕上がっていたと思います。
決して誰にもバレてはいけない竜一と竜二の関係が、バレそうでヒヤヒヤしました。
そんな危ない橋を渡ってでも、それを逆に利用してしまう竜一のしたたかな作戦に、竜一の大胆さが伝わってきます。
復讐のために、自分の人生を捨て、殺人まで犯してきた竜一の壮絶な生き方が、彼をそんな人間にしてしまったんだと思います。
それに対し、エリートの道を突き進んできた竜二が、復讐という同じゴールを目指しながらも、少し竜一の考え方とはズレが生じているところもよく伝わってきました。
高橋一生の複雑な表情の変化が、竜二の揺れる想いをうまく表現していると思います。
竜一の計画は崩れてしまい、さらに、竜二と竜一の考えにも微妙なずれが出てきたようです。
美佐が竜一のことが好きだったということを、知ったからです。
食事の時に、まゆみがいろいろ聞きだし、美佐の気持ちに気づいたのです。
竜二は竜一に嫉妬し、自分がキリシマ急便を乗っ取る形で復讐しようとしているのかもしれません。
そして、竜一を遠ざけようすると思います。竜一は、別人になって人殺しもしているので、復讐以外に何もないのです。その覚悟もあると思います。
でも、美佐のことは、放っておけないのです。
美佐が竜一の思い出を話す時のつらそうな表情が胸に響きました。
竜二は竜一のつらさをわかってほしいと思います。
目的を共にするはずの竜一と竜二がだんだんすれ違ってきてます。
全てを捨てて復讐に向かう竜一と、国交省を経て真っ当な道から源平に近づく竜二。
その竜二がキリシマ家に関わるにあたり、だんだん情が移ってきてることと妹の美佐が竜一を好きだった過去がわかり竜一に反発しだしてきてるのがわかり緊張感が高まってきました。
あの第一話の冒頭のシーンにつながっていくと思うと、胸が切なくなります。
できるなら二人とも仲良く、復讐を忘れてくれたら思いますが少なくとも竜一は無理だと思います。
後戻りできず、結局破滅の道をたどると思うとまわりも利用されてますし誰も得しないな、復讐は怖いなと思います。
でも恨む気持ちもわかるので、どこに気持ちをもっていくか難しいです。
源平は初めから芙有子を愛していたけど、素直になれなかったということでしょうか。
本当はいい夫婦になれたかもしれないのに、あまりにも残念で悲しい。
源平は、芙有子の手紙にどんな気持ちになったのか。
竜一と竜二の気持ちが微妙にすれ違い始めそうです。
竜一は復讐を早く終わらせたい一心なんだろうけど、かなり危ういですよね。
最後、竜二が源平に伝えたことが本当なら、復讐への気持ちが揺らぎ始めたのかも。
それとも、竜一とは違った形で自分の思いを遂げようとしているのか。
それぞれがどう決着へと向かうのか、どんな驚きの展開になるのか楽しみです。
竜一が今後、暴走していきそうなのが怖いですね。
母が亡くなる前に書いていた手紙を読んで家族で協力し合えば良くなれるとの思いをくみ取ったのは分かりますが、会社の経営について横暴過ぎるので甘すぎる判断だと思います。
現に独裁はますます激しくなった気がします。
竜一はより復讐へ執念を燃やし始めている気がして怖さを感じます。
過去に殺人を犯してしまったという気持ちからミサに兄だと名乗れないからせめて復讐を遂げようとしているのかもしれませんね。
まゆみがミサを襲わせた件でミサと和解したみたいなので、二人の関係が変わり始めているなぁと思いました。
不幸な過去を過ごしてきたミサだけにまゆみの寂しさが分かったんでしょうね。
竜一と竜二がすれ違ってきたのが何とも切ないです。
計画も晃の心変わりによって失敗し、これからの2人がどうなっていくのか…
また芙有子の死で霧島家の面々がどう変わっていくのか…
今後の展開が非常に気になります。
第7話のネタバレ感想とあらすじ
芙有子を失った源平は、悲しみを打ち消すかのように、さらに危険な経営へと暴走し、以前にも増して仕事に没頭する。何とかして大手通販会社との契約を勝ち取ろうと躍起になる。源平の焦りに乗じて、竜一と竜二は、曽根村の手を借り、復讐の最後を飾るにふさわしい計画を実行することに。それは、キリシマ急便に恨みを持つ人物を利用し、源平を“殺人者”に仕立て上げて社会から抹殺しようという作戦だった――!
この計画ですべてが終わるかに思われたが、ある人物の裏切りにより、思わぬ方向へ。反対に、竜一が窮地に追い込まれてしまう。
一方、記者の沖が竜一を嗅ぎまわったことが発端となり、美佐は、故郷にいる親族から竜一が生きているかもしれないと聞かされ、言葉を失う。にわかには信じられない話だったが、東京で“和田猛”と出会ってからのことを思い返した美佐は……。
引用:https://www.ktv.jp/ryu-no-michi
新たな作戦
関東運輸局に根回しを行い、キリシマ急便での従業員過労死の一件をもみ消したと報告する竜二。
なぜそこまでしてくれるのかと不審がる源平ですが、竜二の「どうせ継ぐなら日本一の運送会社の方がいい」という答えを聞き更に信用を強めたようです。
そして、運輸局に過労死を告発したのが元取締役・二見だったとも源平に聞かせる竜二。
恐らくクビにされたことへの腹いせでは?と。
竜一のもとへは晃が取締役会で父親への解任動議を行わなかったことを謝罪に来ていました。
何とか父親を解任せずに会社を立て直せないかと言う晃ですが、竜一はばっさり晃を切り捨て、UDコーポレーションの凛子にも通常業務に戻っていいと和田は告げます。
UDコーポレーションとしてはキリシマ急便から手を引くというスタンスのようです。
そのことで凛子は和田を心配しているようでした。
奥さんを亡くしたことで余計にエニイウェイズとの契約に必死になる源平ですが、先方からは他社との契約が濃厚だと暗に示されてしまいます。
そのことで更に闘志を燃やす源平。ワンマン経営は加速するばかり…。
お互いの役割によっての動きを報告し合う竜一と竜二。
竜一の立てた次なる作戦は「源平に人を殺させる」というもの。
御膳立て
竜一の立てた計画に欠かせないのが裏社会の重鎮・曽根村の存在。
曽根村に協力してもらい、源平が人を殺して欲しいと依頼にしてくるよう仕向けるのです。
曽根村のもとに大臣の口利きをお願いしに訪れた源平に、曽根村は「ごみ処理=人を消す」仕事も請け負っていることを匂わせます。
これももちろん竜一の立てた作戦に必要なシナリオの1つです。
それと同時に竜一は二見に接触。
二見の告発は娘の婚約者である竜二にもみ消されたと伝えます。
そして、霧島社長を脅す方法を伝授。
最初こそ乗り気でなかった二見ですが、竜一が上手く煽りその気に。
これで御膳立てはできた…と曽根村。
竜一は曽根村に大金を払い、改めて計画への協力を願い出ます。
霧島宅ではまゆみに美佐が呼び出されていました。
まゆみに「和田と付き合えば」と言われ動揺する美佐。
和田と竜一が似ているということを美佐はまゆみに打ち明けます。
美佐とまゆみの気持ち
早速霧島社長をゆすりにかかった二見。
竜一たちの新たな作戦がスタートです。
そんな中、記者の沖は斉藤一成がまだ生きているのでは?と疑っていました。
調査を続け、竜一たちを預かっていた叔母のもとまで訪ね…
竜一の死にも疑問を抱くのです。
そのことを叔母から聞き不安になる美佐。
美佐は和田のもとを訪れ、危険なことはしないで欲しいと伝えます。
それが妹の願いだと…
美佐は和田が竜一であることに気付いてしまっていたのです。
まゆみは違った不安を抱えていました。
竜二に対して恋愛感情の生まれたまゆみはもう一人にはなりたくないと。
竜二はその気持ちを本気で受け止め始めてようとしているように…
曽根村の裏切り
思うように経営状態が伸びないことにいら立つ源平。
そこに和田が現れ、名前は言わず自分も脅されていると伝えます。
和田の去ったあとは竜二の出番。
大臣に会う話を小耳に挟んだが、大臣は不祥事を嫌うと話聞かせます。
和田も二見に脅されていると思い込んだ源平。
竜二から煽られたこともあり、とうとう曽根村のもとへ。
二見の殺害を依頼するのです。動画に撮られているとも知らず。
作戦成功の竜一たち。
あとは曽根村から源平が殺しを依頼する動画を受け取るだけでしたが…
曽根村に裏切られる竜一。
曽根村は源平からの依頼も受けると言い、二見を殺そうとするのです。
間一髪のところで二見を逃がしますが、曽根村のもとを再び訪れた竜一は「お前が二見を殺せ」と拳銃を手渡されます。
そうすれば動画を渡すと。
竜一と美佐さんとのシーンは切なくて仕方なかったです。
美佐さんとしてはきっと生きていて嬉しいのにいろいろ複雑だろうなと思います。
霧島さんも奥さんを失って自暴自棄になっている気がしますが、なくなって初めて大切なものに気づくなんて皮肉なものです。
2人の計画通り霧島さんを追いつめられると思ったのに、やくざはやはりやくざだなと思いました。西郷さんのオーラが圧倒的で怖いですが、やくざの組長は実は2人の父親かはたまた最初に竜一が成り済ました斎藤の父親なのか、というオチになるのではと予想しています。
来週の最終回がどうなるのかとても楽しみです。
過労死の申告をした元取締役を殺人対象にするために誘導する竜一(玉木宏さん)。二人の計画はうまく運ぶと思われたが、ヤクザ組織会長の曽根村(西郷輝彦さん)の指示により失敗します。
源平が曽根村に元取締役の殺人を依頼していたため、竜一の曽根村への依頼がバッティングして、希望はかなわなかったというストーリーでしたが、竜一と竜二の二人だけで実行できないという点からも、無理な計画だったということでしょう。
身を滅ぼすことを覚悟して事に当たっていると思われる二人ですが、他人の手を借りていることの意識がないのかなと感じてしまいます。
曽根村からピストルを手渡され、尋常ではないことを自覚すると思われますが、最終話で破滅すると予想します。
美佐が、復讐を企てる二人を止めることができるのか、竜一が、ヤクザから預かった拳銃で、又誰かを殺してしまうのか、見どころです。
このドラマの一話での竜一と竜二の拳銃を突きつけられるシーンに繋がるのであれば、最終回は、竜二を殺してしまうのか、どんな行き違いでこんな事になったのか、そのストーリーが楽しみな所ですが、殺人は、もうしないで欲しいと思います。
復讐をやめる事になって欲しいです。
しかも、源平が二見の殺害を依頼する映像が入手でき、目的を遂げたと思ったが、曽根村が本当に二見を殺そうとしたのは想定外でした。
しかも、二見を殺せなかった曽根村が竜一に二見を殺せと迫ったのは竜一は曽根村を甘く見ていて、
このドンデン返しは巧みな演出だと思いました。
美佐の竜一への思いを裏切り、竜一は二見を殺害して曽根村の画像を入手しようとするが、曽根村は証拠隠滅の為、竜一を殺し、画像は葬り去られると予想しますが、結局、違法な手段を選んだ事で竜一の復讐は結論が見えたようでした。
竜二の方が賢い方法だったのいうのが教訓で、展開が読めないスリルがありました。
曽根村から殺人をするように命じられた場面は、とても怖かったです。
人を憎むということは、同時にこんなにも自らを痛めつけていくものなのだと、思い知らされたようで、また竜一、竜二ともに両親の復讐が目的ではあるものの、2人の性格の違いがはっきりと現れてきたと感じます。
お互いを大切に想いあっていることは事実ではあるはずですが…。
記者の沖の積極的な取材により、窮地に立たされる竜一がどうなるか、気になります。
兄を心配している美佐が、兄弟が幸せになれる糸口を作ってくれることを祈るばかりです。
最終話に向けて目が離せない展開で、注目度が高いです!
ドラマのクライマックスが近づき、登場人物各人の動きも激しさを増しエモーショナルになってゆく中で、ストーリーの展開もより起伏に富んだスリリングなものになって行く様が大変エキサイティングで、視聴していて本当に手に汗握る思いがしました。
各シーンにおける演出もただ激しいだけではない、思いや心のひだを丁寧に描写する的確なもので、復讐劇を描くサスペンスドラマとしても、人々の光と影を描くヒューマンドラマとしても楽しめる、奥行きある良質なエンターテインメント作品に仕上がっていたと思います。
そうした濃密なドラマ空間の中で出演者全員が好演を見せてくれたと思いますが、中でも、妻の死に動揺し、心の中の何かが崩壊した源平に扮した遠藤憲一の熱演が印象に残っています。
自分1人では止めることはできないからでしょうね。
竜一の反応はとうとう来てしまったかって感じでしたが、打ち明けるのか突き通すのか楽しみです。
また、竜一の味方でも源平の味方でもないと言い放った曽根村会長、さすが組長だけある人ですね。構え方が違うなと思いました。まさか内通者の殺害を受け入れて、お金をもらっていたとは竜一も思ってもみなかったと思うし、源平が恨みを持っている人を自分が殺さなければいけなくなるなんて予想外だったと思います。
自分だけうまい思いをしようなんて許さないということなんでしょうね。
記者の沖が竜一たちの親戚を訪ねていたし、何がしたいのかな。スクープを撮りたいのでしょうけれど、やり過ぎ感を感じます。
正義感もあるとは思いますが、正義を楯に何をしてもいいというわけではないと思うんですよね。
竜二は確実にまゆみに同情しているので竜一は心配でしょうね。
ほんとうは竜二はミサを想っていると知っている竜一ですが、竜二からはミサが思っているのは竜一と言われ複雑そうでした。
裏社会の親分?に鉄砲を渡され引き返せない状況になってしまった竜一。
霧島の幹部だった二見を消すのかが気になります。
ミサも親戚からの電話で和田を竜一かも?と思い始めているのでミサが兄たちのために危険な行動に走らないかも気になります。
次回最終回ですが、竜一と竜二がどうなってしまうのでしょうか…
今までの展開だとハッピーエンドはあり得ないのですが、できる限り悲しむ人が少ない結末であって欲しいです。
ドラマの中で、誰か一人でも幸せになって欲しいと願います。
とりあえず竜一にはこれ以上人は殺してほしくないし、自らを傷つけるようなことはしてほしくないですね。
第8話のネタバレ感想とあらすじ
源平の殺人教唆の証拠を手に入れられず、打つ手がなくなった竜一は、さらに沖から“矢端竜一”が生きている証拠を突きつけられ、窮地に陥る。
そのうえ、沖が美佐にまで近づいたことを知り、竜一はますます焦りを募らせる。一方、エニイウェイズとの契約内定を取り付け、ついに悲願である運送業界トップの座が視野に入ってきた源平は、一層言動に狂気を帯びていく。
これ以上竜一に危険なことをさせたくない竜二は、「俺に計画がある」と次の手を持ちかけようとするが、竜一は話を聞くより先に、ある決意を胸に美佐の元へ。翌日、異変を感じて竜二が駆けつけると、竜一は衝撃の事実を打ち明け、「もうお前はいらねぇ」と、竜二に銃口を向けて……!?
引用:https://www.ktv.jp/ryu-no-michi/
すれ違う兄弟
和田の周りを嗅ぎまわるフリーライターの沖が和田を訪ねてきました。
話を聞けば、和田が竜一であることまで掴んでいるようで、それに焦りを隠せない竜一。
竜二はそんな竜一に「俺に任せろ」と。
これ以上竜一の手を汚さないためなのですが、竜一はそれを聞き入れません。
竜一は二見を呼び出し、大金を与え「どこかに身を隠せ」と。
二見が殺されてしまわないようにするためにの策でしたが、二見は納得できないようで…
しかし、殺されては元も子もないので二見は大金を持って逃げていきました。
竜二はまゆみとの結婚を決めたことを源平に報告。
そして、晃に何やら吹き込みます。このままでいいのですかと。
これが竜二の計画の始まりのようですが、竜一は別に動いていました。
源平は竜二を跡取りとして大臣に紹介し、エニイウェイズの口利きを依頼。
その席で大臣は竜二が味方になることはキリシマ急便にとってプラスになると言われ、まんざらでもない源平です。
遂に美佐にバレる
そんな中、心配をする美佐は竜二に電話を。
和田が死んだはずの兄ではないのか、キリシマ急便に復讐をしているのではないか…
思っていることをすべて打ち明けます。
美佐の気持ちを聞いた上で、竜二は改めて和田が竜一ではないこと、復讐なんてしていないと告げます。
その頃、竜一は沖の仕事部屋へ忍び込み彼の事を探っていました。
まさかその頃、沖が美佐を訪ねているとも知らずに…
沖は美佐に「人の悪事を暴くのが仕事です」とお兄さんに伝えろと言い、それを聞いた美佐は和田の会社に駆け付けます。
美佐は会社で凛子と砂川に「和田さんが兄かもしれないんです」と訴え、どこにいるのか教えて欲しいと。
ですが、何も知らない凛子たちは戸惑うばかり。
その夜、凛子は戻ってきた和田に心配している気持ちを伝えます。
凛子の言葉は和田に響いていたようですが、もう止まれないのです。
竜一は沖を呼び出し、手に入れた沖の秘密を話します。
沖は取材で得た人の秘密をネタにお金を得ていたのです。
目的は金。そう認めた沖ですが、和田が竜一であるという証拠もすでに手にしていた沖の方が一枚上手でした。
更なる罪を
沖が和田話した帰り、砂川が後を付けていました。
彼は沖に社長に付きまとうのを止めてくれるよう頼みますが、聞き入れる訳もなく返り討ちに。
砂川も凛子同様に和田の事を心から心配していたのです。
大臣の口利きにより、エニイウェイズとの契約が確実となったキリシマ急便。
その報告を竜二から受けた竜一ですが、「沖はどうなったのか」と聞かれ何も連絡はないと嘘をつきます。
沖からは執拗な脅迫を受け、美佐すらも巻き込んでいたのに…
そんな沖は斉藤一成が殺した男の息子に「やはり斉藤一成は死んでいた」と嘘を教えるのですが、納得いかない息子は沖の目を盗んで取材メモを見たようです。
何かを決意した竜一。
美佐に会い、暗に自分が竜一であることを伝えるのです。
妹の幸せを願う兄として、竜一の癖であった美佐の頬をつねりながら「強うなれ」と。
それだけを伝え車で走り去る竜一を走って追う美佐。
美佐は竜二に電話をし、「お兄ちゃんが会いに来た」と。
連絡がつかないことを不審に思った竜二も和田の会社へ走りますが…
その頃、竜一は沖を殺害していたのです。
決定的に仲違いする兄弟
竜一と対面した竜二は「沖を殺したのか?」と。
竜一は場合によっては曽根村すら殺し、源平を陥れるための証拠を手に入れると言うのです。
そこで殴り合う竜一と竜二。最終的には竜一が竜二に発砲し、竜一はその場を去ります。
その後、曽根村のもとを訪れた竜一は沖が曽根村の息子であった事実を聞かされます。
息子を殺した竜一に落とし前はつけてもらうと、曽根村。
しかし、竜一をかわいく思っていた曽根村は最終的には痛めつけただけでした。
竜一は竜二を撃っておらず、気を失っていただけの竜二は美佐からの着信音により目覚めます。
そして竜二から復讐をしていたと初めて聞かされた美佐は竜一も探そうと、凛子や砂川の手も借ります。
凛子は竜一を心配し、勝手に追跡アプリを仕込んでいたのです。
追跡アプリにより竜一が曽村家に立ち寄ったことがわかると、曽根村がどういった人物かわかった上で美佐は1人で尋ねます。
美佐の肝の据わった性格に兄に似ていると言う曽根村。
殺そうと思ったけど殺せなかったと。最後まで見届けたくなったと聞かされます。
時を同じくして、竜二は竜二のやり方でキリシマ急便を窮地に追い込んでいました。
エニイウェイズに吸収合併される話を社長以外の取締役に話したのです。
もちろんエニイウェイズ側にも根回しをし、大臣すらも味方につけていました。
まさかの結末
意識を回復させた竜一は源平を「竜一」の名で呼び出していました。
そして、恨みつらみを源平に聞かせ、形だけは謝罪する源平。
そんなことでは許せない竜一に追い打ちをかけるように、源平は沖にすべてを聞き出したと反撃するのです。
沖の書いた記事を表に出されたくなければおとなしくしておけと、それを聞いた竜一は源平に銃を向けますが殺すことができません。
そして、竜一と竜二と美佐の再会が実現し、それはひと時の穏やかな時間。
竜一は竜二や美佐を巻き込んでしまったことを謝り、復讐は止めそれぞれの場所で生きていこうと。
それを聞き納得いかない竜二、また美佐にも竜一の罪を背負う覚悟があるのだと聞かされ、改めて3人の絆を確認。
竜一と竜二2人でキリシマ急便に出向き、復讐の仕上げです。
源平にエニイウェイズとキリシマ急便の吸収合併の計画と、数年前に源平が過労死をもみ消したという証拠を突きつけます。
その証拠は凛子たちの手によって全世界に拡散されていました。
社長室の前では邪魔が入らないように晃が見張っていましたが、源平の秘書に「息子なのに」と言われ、「息子だからだよ」と。
すべてを失った源平。復讐は成功ですが、涙を流し気は晴れない竜一。
自首する竜一に逃げようと言い航空券を差し出す砂川ですが、そんな砂川と凛子に対し会社を継いでほしいと竜一。
最後は何と、竜一が斉藤一成が殺した男の息子に刺され…
すべてを悟った竜一は少年を逃がし、美佐に電話をし、兄弟3人の幸せな光景を妄想をしながら息絶えるのでした。
結局のところ、復讐は自己満足で、自分の目的のために出した犠牲の分は、ちゃんと自分に戻ってくるんだということがよくわかりました。
すんなりハッピーエンドになるとは思いませんでしたが、途中から予想がついたとはいえ、竜一だけが最後まで全てを背負ったのが切なかったです。
源平のことも、本当に自殺させるつもりじゃなかったところに、ギリギリで悪人になりきれない竜一の優しさが垣間見えました。
両親と同じ思いを源平にわからせたことで復讐を遂げたのが唯一の救いだと思いました。
沖がお金を要求したのも、曽根村の子供だったことも驚きました。
竜一が沖を殺した時、破滅の道へ向かっていくようで、でも、美佐が救ったのです。
3人で、辛さを分け合っていこうと。復讐は、すべての人を不幸にします。でも、美佐は、全部受け止めて、幸せになろうとしたのです。残念なのは、遅すぎたことでした。
竜一が死ぬ前に、3人で食事する光景を見られたのが、せめてもの救いだったと思います。
霧島は結局、会社も家族もすべて失いましたが、家族を愛し、社員を信用することができれば、こんな悲劇は生まなかったと思います。
強大なキリシマ急便という組織の源平、彼を破滅させる為の色々な出来事はどれも予想を覆しいい意外性で毎週楽しませてくれました。
ただ一つ言えるのは、自分がやった事は返ってくる、罪は償わなければならないという部分を強調している様にドラマ全体をとおして感じました。
キリシマ急便も源平はもちろんですが、役員会のシーンで幹部が自分たちも頑張ってきたんだ!と主張してましたがどれだけの犠牲者を出したんだという竜二の言葉に何も言えなくなってました。
人を犠牲にして幸せに向かってもいいなんてものはないなと強くそういった部分が印象的でした。
その極致が最後のシーン、竜一が刺されるところですが彼も因果応報を悟り少年に逃げろと言ったところで改めて納得しました。
全体がまとまっていいストーリーでした。
沖は斉藤かずなりの息子に真実を知らせるために調査していたのだと思っていたら金で解決した事件も多々あるようでした。
竜一を脅す沖の眼はとても悪態印象を受け、ついには竜一は沖を殺してしまいます。
源平と直接対決して殺害するのではと思っていたのでこの展開にはとても驚きました。
竜一も竜二も傷つき美佐の「自分は両親が死んだ時も竜一が死んだ時も誰も恨まず強く生きてきた」と言う言葉にハッと我にかえったのではないかと思います。
3人で何事も分かち合いたいと言った美佐の言葉が深く印象に残りました。
竜一は自首を決めていましたがナイフで刺されてしまいました。
竜一の険しい顔でなく優しい顔が印象的でした。
SEKAI NO OWARIさんが歌う主題歌が、ドラマのストーリーと歌詞が合っていて素敵です。
源平も会社は合併されたが倒産したわけではなく、妻は失っても、老後のお金の蓄えもおそらくあるし、子供2人は生きているのだから、自殺へと走ろうと考えなかったら良かったのにと思います。
源平はまだ生きていたから良いですが、なぜ竜一は沖は殺せて源平は殺せないのか、その違いが理解できなかったです。
竜一の周りには信頼できる男女2人の部下と、片割れと自分に恋する血の繋がらない妹がいたのに、誰も竜一を良い方向へと止めて導けなかったのが残念です。
私は法を犯そうが犯すまいが他人を踏みつけにして成り上がるような社会は許せないと思うので、源平が不幸になって、復讐を遂げた竜一、竜二と美佐が幸せではないにしても、普通の生活に戻れることを期待していました。
沖のよう人間も人の不幸につけ込む報いを受けるべきだし、曾根村は金を受け取っていながら邪魔しかしていないですよね。
ドラマとしては復讐を推奨するようなストーリーは難しいのかもしれないが、普通に暮らしている人が踏みにじられて、悪者がのさばるような社会は認められない。竜一が殺されたのも自業自得と言えるかもしれないが、だったら竜一はどうすればよかったのか解決策を示してほしかったと。
砂川と凛子がいれば、あの会社は安泰でしょう。
それにしても、竜一が今までしたことが法で裁かれるとしたら、きっと刑務所から出て来れなかっただろうけど、最後に復讐されるとは思いませんでした。
けれどもこのドラマらしい終わり方で、作品としてはいい結末だったなと思います。
マッチ売りの少女じゃないけれども、現実では竜二と美佐と鍋を囲うことは叶わなかったけれど、苦しむのではなく、意識の中で2人と楽しく食事をして、笑って死ねたならば、今までの復讐に生きた人生も無駄ではなかったのかなと思いました。
竜一が一瞬でも幸せだと思える人生だったら良いですね。
けれども、竜一は恨みを持たれた少年に刺され逝ってしまうという、あまりに哀しいラストに呆然としています。
裏の道を歩くと自ら宣言して、犯罪にも手を染めてきた竜一でしたが、兄弟たちを巻き込まず、汚れ役は全て自分が引き受けるという一途な思いに、竜一の兄弟愛を強く感じます。
竜二は、共に背負っていくと、国土交通省も辞めたようです。
なのに、結果としては、竜一が全部罪を被り去ってしまったことは、彼の本望であったと思います。3人で鍋料理を囲む妄想に浸る竜一は、純粋な少年の心に戻っていたようです。
せめて、ほんのひと時でも、揃って幸せな時間を過ごして欲しかったです。
復讐からは憎しみの感情しか生まない…それがよくわかる最終回でしたね。
ハッピーエンドはないだろうとわかってはいましたが、悲しい結末に胸が痛みました。
ただ、竜一が家族だけではなく、凛子や砂川に愛され慕われていたことが救いで…同時にだからこそ、罪を重ねる前に思いとどまって欲しかったとも思います。
せめて残された竜二と美佐の幸せを願いたいです。
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